文:服部慎一

中田敦彦、松本人志を名指しで痛烈批判!霜降り粗品へも言及し相方・せいやがブチギレ

中田敦彦
画像:時事通信フォト

29日、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで動画を更新。

「松本人志氏への提言」と題し、ダウンタウンの松本人志さんを痛烈に批判しました。

同動画の中で中田さんは、霜降り明星の粗品さんを引き合いに出したことで、相方のせいやさんが応戦をし、ブチギレする展開となっています。

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オリラジ中田敦彦、松本人志を名指しで痛烈批判「審査員やりすぎてませんか?」

29日、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで動画を更新。

「【松本人志氏への提言】審査員という権力」と題した動画で、ダウンタウンの松本人志さんを痛烈に批判をしました。

中田さんは「松本さんはあらゆる大会を主催して、あらゆる大会の顔役になっていった」と、「M-1グランプリ」や「キングオブコント」など主要な賞レースで審査員を務める松本さんについて言及を開始。

「賞の審査員が、その業界で一番の力を持つことが大きいんですね。審査員って権力なんですね。これが分散していればまだいいんですけど、集中してるんですよ。漫才だけじゃなく、キングオブコントもそうですよ。キングオブコントにもいて、M-1グランプリにもいるって、言ったら主流二種競技なんですよ。その両方にて、大喜利にもいて漫談にもいるんですよ。」などと、大喜利番組「IPPONグランプリ」や漫談の「人志松本のすべらない話」にも影響を及ぼしていると語りました。

その上で中田さんは「全部のジャンルの審査員長が松本人志さんっていう、とんでもない状況なんですよね。他の業界だったら、信じられないくらい独占状態にあるんですよ。」と指摘。

「松本さんが面白いっていうか言わないかで、新人のキャリアが変わるんですよね。1つの価値基準しかないということは、それ以外の才能は全部落ちこぼれる」と語っていました。

「『M-1グランプリ』における成功とは何なのかっていうと、ネクストスターの発掘じゃないですか?つまり、本当の成功って松本さんを超える芸人が出てくることなんですよ。」とした中田さん。

「松本さんのご恩で売れた瞬間が一度もないんですよ」と松本さんからは認められず、批判を受けていたとした上で、「松本さんの言う『あれ面白くないな』は業界にとって悲劇なんですよ。『あれ面白くないな』ってことさらに言う時って、売れてる者に対して言うんですよ。遺書という著書で、めちゃくちゃ勢いのあったナインティナインさんをこき下ろしているんですよ。」ともコメントしていました。

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松本人志が審査員をやりすぎている?

中田さんは動画の中で、下記の2点が問題点であると挙げてます。

  1. 松本さんが審査をする大会で松本さんを超える人材を作れていない
  2. 松本さんの大会に出ない人の価値を貶める

そして、「審査員やりすぎてないですか?が僕の素直な意見です。松本人志さん以外の価値観を持つ人たちに、そのハンドルを渡すことで、お笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作ることが、お笑い界全体への貢献になる。」と批判をしました。

また、お笑い界や芸能界全体の問題として「松本さんに対してものが言えない空気ってすごいあるんですよ。」と指摘。

「ジャニー喜多川さんの件で、あれだけジャニーさんが生きている間に言いなよって意見があったりするんだけど、生きてる間に言えなかったんだろ!って。それが一番の問題だったんじゃねぇの?生きてる間に言えないんだよ。」と、ジャニーズ事務所をめぐる性加害問題を引き合いに出して持論を展開しました。

これを受け「松本さんの映画を面白いか面白くないかって、誰も言わないんだよ?芸人が。全員が松本さん審査員やりすぎてないですか?ってどこかで思ってても、言えないのよ。何でかって言うと、今活躍している人の多くがどっかで賞を貰ってるからだよね。」とした中田さん。

自身は何も賞をもらっていないかつ影響力があると分析をしており、「ちょっとそろそろタブーを解禁してもらってもいいですかね?」と不敵な笑みを浮かべていました。

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オリラジ中田、粗品に宣戦布告「これ見てる粗品くんどう思う?」相方のせいやがブチギレ!?

動画の終盤、中田さんは突如として「これ見てる粗品くんどう思う?」と、2018年の「M-1グランプリ」王者、お笑いコンビ・霜降り明星のツッコミを担当する粗品さんの名前を挙げます。

「最近、俺のトークチャンネルすごい見てくれてるらしいの粗品くんが。嬉しくて。でも、粗品くんは(松本さんの批判は)言えないよね?吉本興業から数千万借りてるから言えないでしょ。」と挑発。

「粗品くん、俺が代わりに言うわ。松本さん審査員やりすぎですよって。あ、ごめん。これは俺の意見だわやっぱり関係ない。」などと語っていました。

この発言を受けてなのか、粗品さんの相方であるせいやさんは自身のTwitterを更新。

「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」と名指しで批判をしました。

せいやさんが応戦したことにより、バチバチの空気となっている今回の騒動。

再生数稼ぎだと言われることに対して中田さんは「収益化止めますよ」と語っており、その本気度が伝わります。

追記:30日に松本人志さんが自身のTwitterを更新し、「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん、連絡待ってる!」と中田さんの批判を受け前向きな発言をしました。

今後、2人の対談が実現するかもしれません。

(文:服部慎一)