歌手としてデビューし人気を集め、「コードブルー」など数多くのドラマをヒットさせた俳優の山下智久(やました・ともひさ)さん。
最近、Instagramで筋トレ動画を上げたところ、その肉体美でネット上を賑わせました。
そんな山下さんはいつから筋トレを始めたのか、そのきっかけなど、さまざまな情報をお伝えします。
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山下智久のプロフィール
名前:山下智久(やました ともひさ)
生年月日:1985年4月9日
出身:千葉県
身長:175㎝
血液型:A型
趣味:サーフィン
特技:英会話
山下智久、歌手、俳優。2003年、アイドルグループ・NEWSのメンバーに選ばれ「NEWSニッポン」でCDデビュー。
また、ソロとして活動しており2006年にはシングル「抱いてセニョリータ」をリリースする。
2005年放送のドラマ「野ブタをプロデュース」(日本テレビ系列)で共演した亀梨和也との限定ユニット「修二と彰」を結成すると、ドラマでの主題歌「青春アミーゴ」をリリースしミリオンセラーを記録。
2007年放送ドラマ「プロポーズ大作戦」(フジテレビ系列)で初主演し同年放送ドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ系列)、同年放送の「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命」(フジテレビ系列)など、多数の作品に出演をし、実力派俳優として大ブレイクする。
映画では2011年「あしたのジョー」に出演し役作りの為3カ月以上の過酷なトレーニングで鍛え上げられた肉体を披露。
2015年公開映画「アルジャーノンに花束を」では難役に挑戦し、第19回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞を受賞している。
また、2019年では海外ドラマ「THE HEAD」(ザ・ヘッド)にメインキャストとして出演し全編英語の役に挑戦し、本格的に国際派俳優として活動を始める。
翌年ジャニーズ事務所を退所し、独立後は海外に滞在しハリウッド映画にも出演し日本のみならず海外でもファンを魅了している。
山下智久はいつから筋トレを始めた?
デビュー当時はほっそりとして筋肉も脂肪もついていない少年らしい体つきでした。
タンクトップを着ると胸元が広く開き貧しい印象で”マッチョ”とは程遠い印象だった山下さん。
現在はその肉体美から雑誌の表紙を飾ることもあり、Instagramに投稿する写真から「筋肉がすごい!」と注目を集めることが多くなりましたが、いつ頃から筋トレを始めたのでしょうか?
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デビュー以降少しずつ男性らしい逞しさをつけていきましたが、はっきりと”変わった”と分かったのはドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」(フジテレビ)に出演した2009年頃です。
同ドラマはプロバスケットボールチームに所属する山下さん演じる主人公・上矢直輝が怪我に苦しみながらも優勝を目指すストーリーで、ロッカールームのシーンでは上半身を脱ぐことも。
これを予期していたのか、肩から二の腕、胸板にはしっかりと盛り上りができており、デビュー当時の貧しさはまったくありません。
他の共演者と並んでも一目瞭然で、胸筋がつきやすいのか胸には谷間がくっきりとできていました。
この頃、俳優の松田翔太さんが出演した飲料水のCMで「細マッチョ、ゴリマッチョ」とメロディに合わせポージングする様子とフレーズが話題となりました。
マッチョといっても、水泳選手やボクサーのような無駄な筋肉を作らない”細マッチョ”と、重量挙げ選手やボディビルダーのような”ゴリマッチョ”という言葉が一般的になりましたね。
同年、TSUTAYA onlineが実施したアンケート「細マッチョな有名人」に山下さんは4位にランクイン。
この頃から山下さんの肉体美に目をつけていたファンが多かったようです。
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山下智久の筋トレを始めたきっかけと頻度、こだわりは?
山下さんが現在の体を手に入れたきっかけとは、どのようなものだったのでしょうか?
筋トレを始めたきっかけ
俳優として「ブザー・ビート」など役作りで筋トレを始めたものと思われますが、デビュー以降少しずつ筋肉がつき始めたのは、趣味のサーフィンが関係しているかもしれません。
サーフィンは不安定に揺れるボードの上でバランスを取らなければならず、背骨に沿って縦に広がる脊柱起立筋を始め、大幹が鍛えられます。
さらに、サーフボードに腹ばいになり、腕で波をかき分け前進する「パドリング」は、肩にある三角筋や上腕三頭筋、大胸筋が鍛えられます。
「ブザー・ビート」で胸筋が発達していたのはサーフィンの影響が大きそうです。
筋トレの頻度
2021年に女性ファッション誌「ar」(主婦と生活社)のインタビューに応じ、「気持ちよく健康に生きるための習慣」としてジムに行く頻度を明かしています。
- 週に2〜3回はジムに行く
- 自炊の料理を多めに
- 自然に触れる
- 充実感があふれる生活を目指す
- ジムに似た感じだけど、サウナに入る
さらにマイブームは「ジムで鍛えた体を、栄養バランスを整えてキープすること」だといい、ミドル級くらいの”キュッ”と締まった体を目指しているのだそう。
筋トレは毎日した方が効果があるのでは?と思いがちですが、実は毎日の筋トレはあまり効果がないことが分かっています。
筋トレ後、24~48時間は「筋肉の超回復」が起こるタイミング。休息時間を経て、筋トレ以前の体より強くなっていくため、毎日筋トレを行ってしまうとこの回復を妨げてしまうのだとか。
自然に触れたり、サウナに行くことで筋肉の回復を促しているのかもしれません。
筋トレのこだわり
山下さんは「気持ちよく健康に生きるための習慣」で挙げたように、食事にもこだわりがあるようです。
過去インタビューで「ハンバーガーを100個くらい食べたい」と発言していたこともあり、食が細いタイプではないよう。
しかし、焼き肉店に行ってもたんぱく質が豊富な鶏肉しか注文しないストイックぶりで、現在の体脂肪率は5~8%だといいます。
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山下智久の筋肉が注目されたきっかけは?
これまでも「細マッチョな有名人」で4位にランクインするなど、ファンの間ではマッチョであることは知られていました。
しかし、ファン以外にも山下さんの筋肉を知らしめたきっかけは、映画「あしたのジョー」で主人公・矢吹丈を演じたことでしょう。
山下さんはプロボクサーの体型を作るため、3か月以上過酷なトレーニングに励み、8.5kgの減量を達成。体脂肪率は5%になりました。
朝から深夜にかけて撮影が及んでも、39度の高熱を出しても腹筋・背筋のトレーニングを欠かさなかったといい、実際のバンタム級(53.5kg)の肉体になったといいます。
山下さんの身長は175cm。適正体重は67kgとされていることから、いかに絞り込まれていたのかが分かります。
”細マッチョ”に代表されるボクサーですが、目立った筋肉がない代わりにギリギリまで体脂肪を削ることで有名です。
ボクシングは試合前日に行われる計量日に向けて過酷な減量をすることで知られており、試合前には断食し、水も飲まないことで脱水症状に陥ることも。
山下さんも撮影中は野菜とたんぱく質をしか取らない徹底的な食事制限を行っており、「いつもお腹が空いてリアルハングリーだった」と語りました。
ライバルを演じた俳優の伊勢谷友介さんも同様で、「キウイをいかに食べ応えあるようにカットするか考えた」と過酷な減量の裏話を明かしました。
この映画以降、山下さんの肉体美は広い世代に広まることとなり、男性向け週刊誌「週刊プレイボーイ」(集英社)や、女性向けファッション誌「ar」で表紙を飾り、特別グラビアが組まれました。
山下智久の筋肉に対する世間の反応は?
2017年にドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ)の第1話で、女性たちの視線を釘付けにしたシーンが話題になりました。
この頃には「あしたのジョー」で作り上げた”細マッチョ”ではなく、全体的に厚みを増していた山下さん。
劇中、山下さんが着替えるシーンで上半身があらわになると、
《山Pの胸筋がヤバイ!》
《山Pの筋肉バキバキ、あざーーーっす!》
《胸板厚すぎ!Cカップはありそう》
と興奮の声が続出しました。検索ワードの上位に”胸筋”が入ってくるほどの反響だったといいます。
女性のCカップは一般的に531.3g、おおよそ500mlのペットボトル1本分に相当するといわれており、それがすべて筋肉だったらと想像するとその質量の大きさが分かります。
山下智久の現在と今後の活動は?
ジャニーズ事務所を退所した2020年11月以降は、俳優業を中心に活動しており、4月にはドラマ「正直不動産」(NHK)で主演を務めています。
また、独立してからは海外での活動が目立ち、ドラマ「TOKYO VICE」(HBO Max・WOWOW)や、映画「マン・フロム・トロント」(Netflix)はどちらもアメリカで制作されています。
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9月28日より高級ブランド「DIOR」のディオールビューティアンバサダーとなりました。
その撮影のため、フランスにあるクリスチャン・ディオールが暮らしていたという自宅を訪れ、オフショットとともに感動を綴りました。
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アイドル時代にはなかった大人の色気を感じさせてくれる山下さん。ショービジネスの本場であるアメリカを舞台に、俳優としてますます輝くことでしょう。
(文:Quick Timez編集部)