画像:時事
29日に放送された「今夜くらべてみました」(日本テレビ系列)。
同番組に出演したタレント・指原莉乃さんが、韓国バラエティのあることに対して苦言を呈しました。
しかしその姿に、「指原だけは信じていたのに」と落胆する視聴者の声が。
視聴者は一体、指原さんのどのような姿を残念に思ったのでしょうか。
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指原莉乃はネトウヨの「女神さま」だった?「裏切られた」「信じていたのに」と批判が殺到してしまったワケ!
29日夜に放送された「今夜くらべてみました」(日本テレビ系列)。
この日、同番組に出演したタレント・指原莉乃さんが、韓国のバラエティ番組の編集に苦言を呈しました。
今回の放送は、日韓共催のオーディションを勝ち抜き、先月デビューを果たした音楽グループ「NiziU」にフォーカスをあてたもの。
同グループのファンの一人でもある指原さん、しかしオーディションのドキュメントを観るたびに不思議に感じていたことがあったのだとか。
「違和感でしかない」
指原さんが「おかしい」と感じたもの、それはテロップでした。
日本とは異なり、隣国・韓国のテロップはタレント本人が発言していないことを字幕にしたり、擬音をタレントの周囲に配置したりすることが当然となっています。
本人が思っていないことまで文字されてしまうその状況に、指原さんは違和感を覚えていたのでした。
この指原さんの指摘に、コリアンエンターテインメントにハマる人たちは「わかる」と共感を示しました。
しかし、たくさんの声が集まるその中で、一部の指原さんのファンからは落胆の声が。
「指原……信じていたのに」
「媚びるなよ指原」
などと、指原さんに対して批判が集まってしまったのでした。
指原さんを批判する声の正体、それはネットで右翼的な活動を行う通称「ネトウヨ」と呼ばれる人物。
このネトウヨという集団は、韓国や中国など東アジア諸国を不満を抱き、芸能などの文化に眉をひそめているのです。
そんなネトウヨの中で指原さんはシンボル的な存在で扱われていたのですが、韓国のバラエティ番組について語る指原さんの姿がテレビで報じられて事で、「裏切られた」と思われてしまったのでした。
指原莉乃がネトウヨのヒーローだったワケ…原因は相次いだテレビでの政治的発言?
ではなぜ、指原莉乃さんは右翼的な活動をする集団から「シンボル」的扱いを受けていたのでしょうか。
それはここ最近の指原さんの言動にありました。
たとえば今年5月、「検察庁法改正案」でたくさんのタレントが抗議の声を上げると、「政治的発言は慎重になるべき」と指原さんは安易に抗議活動に参加しませんでした。
さらに、指原さんの地元でもある大分県を含む、九州地方が豪雨災害に見舞われるとすぐに2000万円もの金額を寄付するなどの人道的な行為が、ネトウヨからの称賛を集めていたのでした。
結果、指原さんは知らぬ間にネトウヨの間で「ヒーロー」に。
しかし、「今夜くらべてみました」の放送でその幻想も粉々に打ち砕かれた様子。
ただそれも、指原さんが有名すぎるその結果なのかもしれません。
(文:有馬翔平)