画像:時事
15日に元巨人の笠原将生さんが、Twitterを更新。
笠原さんが野球界の不祥事に対して、苦言を呈したことに、批判的な意見が殺到しています。
なぜ笠原さんに批判が、殺到しているのでしょうか。
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笠原将生、不倫疑惑の西勇輝への対応の甘さに意味深ツイートも「人を批判する前に自分だよ」と批判殺到
15日に元巨人の笠原将生さんが、Twitterを更新。
笠原さんは2008年に読売ジャイアンツにドラフト5位に指定され投手として活躍しておりましたが、2015年に野球賭博に関与されたことから、球団との契約が解除されます。
そんな笠原さんが、
「不倫しても野球はできる。暴力しても野球はできる。賭博したら野球はできない」
と、他の不祥事に対して寛容であるのに、賭博の扱いが厳しいことをコメントしました。
このコメントの真意には、阪神タイガースに所属する西勇輝選手が、緊急事態宣言中にファンの女性と不倫をしていたことに関し、15日に厳重注意がされていたことが明らかになり、処遇が甘いと指摘していることに由来すると考えられています。
また、巨人の原辰徳監督は、過去の不祥事を隠蔽するために1億円を暴力団に払ったといった問題など、様々な事件が多発しています。
不倫しても野球はできる
暴力しても野球はできる
賭博したら野球はできないみんな覚えておこう😊
— 笠原将生 shoki kasahara (@shoki_____) July 15, 2020
この投稿を見たファンからは、
「ただの賭博じゃなく、当事者が関わる賭博だからな」
「不倫も暴力も野球には直接関係ないから」
「人を批判する前に自分だよ」
と、笠原さんの批判に関する投稿に対して、笠原の行い自体に批判的な意見が多く寄せられました。
笠原将生の起こした野球賭博事件とは?野球賭博は野球協約第180条で禁止されている
不倫や暴力に関しての対応が甘いと示唆するようなコメントを、笠原将生さんはしました。
この発言に対して、笠原さんの野球賭博をしていた過去に対しての批判が殺到しました。
ファンの一部の方が言うように、不倫や暴力は直接的に野球と関係はありませんが、笠原さんの野球賭博は日本プロフェッショナル野球協約第180条(野球賭博禁止規定)を明らかに破ったものとなります。
そのため、笠原さんが退団を強いられたのは、仕方がないことだったのでしょう。
では、2015年に生じた笠原さんの野球賭博とは、どのようなものだったのでしょうか。
笠原さんは2014年の4月から10月にかけて、プロ野球10〜20試合と高校野球を対象に賭博、また麻雀やバカラで賭博をしていたとのこと。
笠原さんは情報を隠蔽するために、野球賭博のメール等を全て削除し、賭けていたのはお金ではなく食事だったとしらを切ろうとしていました。
メールが復元され、金額や賭博が明らかになっても、冗談でやっただけの一点張りで、ごまかそうと必死だったようです。
この事件をきっかけに、巨人では多くの選手が野球賭博に関与していることが判明し社会問題へと発展しました。
この大騒動を起こし、野球協約にも違反していたため、笠原さんは退団を強いられることになります。
不倫や暴力に関しての対応が甘いことを示唆するコメントをした笠原さん。
様々な不祥事がプロ野球に起こり、どの不祥事も許されるものではありませんが、プロである以上、野球協定に記されているものは、最低限守る必要はあるでしょう。
(文:M.K)