ジャニーズ事務所創業者・故ジャニー喜多川氏による長年にわたる所属タレントへの性加害問題が大きな社会的問題となった今夏。
同事務所所属の櫻井翔さん(嵐)は報道番組「news zero」(日本テレビ系列)にて、月曜キャスターを長らく務めてきましたが、性加害問題については終始、口が重く歯切れの悪い立ち振る舞いに違和感を覚えた視聴者からの書き込みが目立っています。
大手企業が、続々とジャニーズ事務所に所属しているタレントとの契約見直しの発表をする最中、櫻井翔さんの進退に注目が集まっています。
櫻井翔がついにnewsZERO卒業!?「確かに歯切れ悪かった」「辞めて正解…」ジャニーズ脱退の可能性も
ジャニーズ事務所創業者・故ジャニー喜多川氏による長年にわたる所属タレントへの性加害問題が大きな社会的問題となった今夏。
ジャニーズに所属しているタレントらを広告に起用している大手企業は、続々と契約見直しや新たに起用しないと発表し、急速に「ジャニーズ離れ」が続いています。
現在、活動休止中の嵐メンバーの櫻井翔さんは、2006年から報道番組「news zero」(日本テレビ系列)にて月曜キャスターを務めて来ました。
性加害問題について5月に藤島ジュリー景子前社長が動画で謝罪した際、櫻井さんは2週間に渡り沈黙を貫くなど、「報道人」としての立場に違和感を感じる書き込みが続出。
しかし、10月に入り2度目の記者会見後、櫻井さんは「私の発言が原因で憶測が広がり傷つく人がいる」としてどの側面からコメントしたら良いのか難しいと、自身の考えを述べました。
視聴者は
《この事件の最中、東山社長やジュリー氏よりも評価を落としてしまった人間》
《キャスター風を演じているタレント》
《型通りのコメント程度》
《中身のない当たり障りのないコメント》
《櫻井翔は今度こそ逃げるなよ!メインキャスターとして素直にコメントするかで今後に影響する》
など、キャスターとして岐路に立たされているとするコメントが目立ちました。
TOKIOの前例に倣い嵐ごとジャニーズ脱退!?
ネットには「キャスターとしての仕事は自身から降板を申し出るのが筋」との意見が大多数を占めていたようですが、ジャニーズ事務所の会見はあらかじめ決まっていたことではないため、同番組の改編説明会では、櫻井さんの続投について「編成方針の変更の予定はありません」としながらも「年度末の降板」可能性が報じられています。
テレビ局の中にはジャニーズに所属しているタレントらの起用について「契約ですでに決まっているタレントさんはそのまま出演」とするも「新規の出演依頼については被害者への補償について、再発防止への取り組みが着実に行われていることを確認されるまでは行わないという基本スタンス」と明言するなど、所属タレントにとっては正念場を迎えています。
一方で、3日、P&Gジャパンはジャニーズ事務所との契約をすべて終了し、新たにタレント個人と直接契約を結んだことを発表するなど、タレントとしての価値を認めている企業も。
櫻井さんは言わずと知れた国民的グループ・嵐のメンバーですが、もはや「ジャニーズ事務所」に所属していては前途が多難なことは明白です。
同事務所の人気グループだったTOKIOは、メンバーの長瀬智也さんが脱退すると同時に株式会社TOKIOを設立したことを発表。
嵐もそのようにメンバー全員が退所して株式会社化し、ジャニーズ事務所の新会社が掲げるエージェント契約にすれば「嵐復活」の可能性が途絶えることはなく、ファンにもスポンサーにも顔向けできるようになるかもしれません。
嵐を支えてくれた熱狂的なファンを思っていると同時に、大量の小児性愛犯罪・児童虐待の問題とも向き合っている中で、明確な答えが出る日はいったいいつなのでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)