文:服部慎一

ドラマ「あなたがしてくれなくても」、最終回の展開に批判の声!原作との違いとは?

フジテレビ

22日に放送されたドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系列)。

同ドラマがこの日最終回を迎えましたが、その結末にネットでは批判の声が続出しています。

原作との違いやキャラ設定などについても迫ってみたいと思います。

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ドラマ「あなたがしてくれなくても」、最終回の展開に批判の声殺到「最悪の気分」「クソすぎ」

22日に放送されたドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系列)。

同ドラマがこの日最終回を迎えましたが、その結末にネットでは批判の声が続出しています。

女優の奈緒さんが主演を務め、永山瑛太さんや岩田剛典さん、田中みな実さんといった豪華な俳優陣らが共演をしていることで話題の同ドラマ。

同名漫画が原作であり、夫婦のセックスレスをテーマに結婚観や離婚などをリアルに描くストーリーとなっています。

奈緒さん演じる主人公の吉野みちは平凡なOLであり、瑛太さん演じる陽一とは結婚5年目にしてセックスレスに陥り悩んでいます。

一方、岩田さん演じる新名誠は吉野みちの上司であり、田中さんは誠の妻でバリバリのキャリアウーマン・新名楓役を熱演。

お互いの夫婦は30代であり、禁断の恋愛ドラマとして最終話までは人気を得ていました。

最終回までには2組の夫婦はそれぞれ離婚をしており、別々の道を歩んでいくかのように思われた矢先、最終回となった22日の放送では序盤から雲行きが怪しく、ヨリを戻すかのような展開となっていました。

批判が続出する原因となったのは、陽一が働いている喫茶店に誠が「殴り込みにきた」といって現れたシーン。

2人で話していると思いきや、別の立ち飲み居酒屋で飲んでいた楓とみちの2人が現れ、元夫婦の二組が勢揃いするという形となったのです。

その後、紆余曲折を経て、陽一はみちとヨリを戻すこととなり、エンドロールが流れると仲睦まじげに坂道でじゃれ合う2人が映し出されていました。

あまりにも急展開すぎる内容と共に、視聴者が望まなかったラストだったことから、ネット上からは批判が続出。

《いっきに熱がさめました。 コンプライアンスとかそういうのいらないよ?けっきょく不倫はダメ!!って言いたいのかな?》

《こんなに視聴者が納得いかない最終回で意見が一致したドラマも、珍しいですね》

《最終回だけ監督さん代わりました??笑 ってくらい腑に落ちませんでした….》

《最悪でした。》

《この結末は、ありえない! 途中からイヤな予感がした。 ガッカリ。もやもやが残るばかり》

《最後に向けて崖から突き落とされる気分でした。 最初はあんなに木曜が楽しみだったのに、最終回で最悪な気分》

《最終回クソやな。何だこれ》

《超モヤモヤする。クソやん》

などといったコメントが大量に寄せられており、ドラマ公式Twitterのリプライ欄も大荒れ状態となっています。

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「あなたがしてくれなくても」、原作とドラマの違いとは?

批判の中でも多かったのが原作を読んでいたユーザーからのコメントであり、「楽しみにしていたのに…」と肩を落とす視聴者も多かった印象です。

では、「あなたがしてくれなくても」の原作とドラマではどのような違いがあるのでしょうか。

原作ドラマ
陽一サラリーマン喫茶店の雇われ店長
三島結衣花不倫を繰り返す選ばれない女

陽一の同僚

ミステリアスな女
喫茶店のオーナー原作には登場せず陽一の愚痴を聞く存在

そもそも、陽一は原作ではサラリーマンという設定であり、みちと共に起床して出社するのがお決まりのシーンとなっていました。

原作中では、サラリーマンの陽一は先輩の女性社員と浮気をしたり、同じ会社に務める同僚の三島結衣花(さとうほなみ)と肉体関係を持つなどはっきりとした関係が描かれています。

一方、ドラマで陽一は喫茶店の雇われ店長として描かれており、結衣花はミステリアスな女性として描かれている他、喫茶店のオーナーというオリジナルキャラまで登場しているのです。

物語の大筋はあまり変わりませんが、詳細な設定が違うことで原作を読んでいる方からすれば多少の違和感が生まれるのも無理はありません。

ドラマは決まった放送期間(クール)で放送を終わる必要があるため、無理やりハッピーエンドにする方向で脚本が書かれた可能性もあり、それであれば原作の意図から外れるということにもなるでしょう。

ハルノ晴氏が描く「あなたがしてくれなくても」。

原作の連載は続いていますので、ドラマにモヤモヤしたという方がいれば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

あなたがしてくれなくても

(文:服部慎一)