画像:時事通信フォト
22日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系列)。
スタジオは整形トークで盛り上がり、ネットでも大きな反響を呼んだようです。
さらば森田、整形女子のマウントに意趣返し
22日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系列)。
この日、同番組では「うっぷん&モヤモヤ 今年のうちにデトックス祭り」と題し、出演者らがモヤモヤすることや、納得いかないこと、気になることを吐き出す回となりました。
お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢さんは、プライベートなどで女性と一緒にテレビを見ていると、画面に出てくる女優らについて「この子、整形やな」といちいち指摘する女性について、「あれ、何で言いたい?女子は」、「何のマウントなんですか?」とその意図するところはなんなのかと質問。
フリーアナウンサーの中村仁美さんは「整形したら可愛くなるに決まってるじゃないですか、だって可愛く整形してる」と嫉妬から芽生える意地悪な女心だと解説します。
同番組MCの浜田雅功さん(ダウンタウン)は「でもなんか(整形が)バレバレの…」と、笑いをこらえながら口にし、「感じの人もおるやん…」と、あまりにも度を超えた不自然な整形については納得がいかないようで、スタジオは爆笑。
森田さんは「わざわざ(整形と)言わんくていいやん。俺に言うことで、『お前が可愛いと言うてるけど、整形や』って言いたいんかな、と思って、より『めっちゃかわいいけどな』って言っちゃう。コイツにダメージを与えたい、と(思って)」と説明し、キレのある意趣返しにスタジオからは笑いが起こっていました。
整形も許容される時代に
今回、「整形」の話題で大いに盛り上がった同番組。
一昔前は「整形」についての言及はご法度だった印象がありますが、近年ではジャニーズアイドルの千賀健永さんが鼻にヒアルロン酸注射を入れたという「プチ整形」をバラエティ番組で告白しています。
「整形」か「美容医療」なのか線引きが難しいことですが、自身のコンプレックスを解消するために顔をいじることは抵抗感がなくなりつつあり、実際に施術するという選択肢も増加傾向にあることがよく分かるエピソードではないでしょうか。
女性にとり「美しさ」は生存能力を分けるほど重要な要素であり、他人であれ同性がそれらをアップデートすることは見逃せないのでしょう。
ダイエットやメイクでより自分を美しく見せることも可能ですが、それには限界があります。
大金を支払ってでも、リスクを伴っても整形に挑むのは、それに代えがたい価値があるからに他なりません。
個々の絶望するほどのコンプレックスが整形で多少なりとも解消されるのならば、むしろ歓迎すべきことで、周囲がそれについて不用意にトゲのある指摘をすることは、その性格こそが整形の対象となるかもしれませんね。
(文:Quick Timez編集部)