文:Quick Timez 編集部

『イッテQ』、与那国島の海底遺跡特集でデマ疑惑が浮上…放送後に専門家がバッサリと否定する事態に

日本テレビ
画像:時事通信フォト

画像:時事通信

6月20日放送の「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)。

この日は与那国町観光大使であるみやぞんさんが、カジキ釣りに再挑戦する企画が放送。

その一環として与那国島の海底遺跡について特集した同番組ですが、番組終了後に専門家からバッサリ内容を否定される事態に。

視聴者からもデマ疑惑が浮上し炎上騒動となっているようです。

どのような様子だったのでしょうか。

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「完全なる自然地形」イッテQの放送内容に、考古学者からバッサリ否定が入る事態に

6月20日放送の「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)。

この日は与那国町観光大使であるみやぞんさんが、カジキ釣りに再挑戦する企画が放送。

昨年8月のロケで与那国島を訪れ、カジキ釣りに挑戦したみやぞんさんですが、カジキは釣れなかったものの、このロケがきっかけで与那国島の観光大使に就任。

「観光大使になったからにはカジキぐらい釣れないと」ということで再挑戦する様子に密着する様子が放送されました。

その一環として、巨大な蛾や日本最西端にある食堂など与那国島ならではのものも紹介され、その一つとして海底遺跡も特集。

番組では海底遺跡に対して、「謎の古代文明」「どうやって作られたかは未だ解明されていない遺跡」など、あたかも人工物かのように紹介する内容が放送されました。

しかし番組放送終了後には、なんと海底考古学の専門家からこの内容についてバッサリ否定が入る事態に。

専門家の山船さんはTwitterで、「すいません。 完全なる自然地形です。テレビは見せ方で遺跡ぽくしていますが、陸地の崖から一続きになっており、綺麗なのは最近水中で削れて出来た地形で風化していないからです。 」と説明。

さらに「島の役場も『海底景観地形』として売り出しているので、テレビがトンデモ考古学で煽るのはやめましょう。」と、あたかも謎の人工物のように放送した番組の内容について批判する投稿をしたようです。

「イッテQ」と番組名のタグ付きで投稿されたこともあり、このツイートは1000を超えるいいねやRTで、かなりの反響となりました。

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「嘘つき」「またか」 視聴者からもデマ疑惑が集中し炎上

この日、与那国島の海底遺跡を特集したものの、放送内容について専門家からバッサリ否定が入ってしまった「世界の果てまでイッテQ」。

この専門家の否定を見た視聴者からは

「へぇ、イッテQも嘘つきなのか~」

「視聴率稼ぐ為の荒業 in イッテQ」

あー、イッテQで与那国の自然地形を古代遺跡なんて紹介したのか、 今さらテレビで言うと思わなかったけど視聴率で苦戦中だから、こういうとかの他に、やらせもやってるんじゃないの?

など、番組に対してデマ疑惑を抱く声が。

また、

「前にもやらせ騒動あったけど、またか」

「イッテQは嘘祭りの頃からなんも変わってないねぇ」

など、過去の騒動を思い出した視聴者もいるようです。

イッテQと言えば、2018年に「橋祭りinラオス」という企画が全くのデマだったことが発覚。

そもそも存在しない「橋祭り」という祭りを、地元の定番の祭りのように放送したことがバレて、大騒動になっていました。

今回の件で、この騒動を思い出した視聴者も多いようで「また嘘か」と呆れ声が上がっています。

番組には、やらせやデマの無い放送をしてほしいですね。

(文:Quick Timez編集部)