文:有馬翔平

加藤浩次「言い方ですよね?」生放送で橋本五郎氏へ噛みつく

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

新型コロナウィルスの新規感染者が再拡大したことで、昨日から4都府県に発令されている緊急事態宣言。

しかし以前の緊急事態宣言と比較すると人出が増加したことを26日の「スッキリ」(日本テレビ系)が特集すると、路上飲みも減少していなことを伝えました。

すると、若者対策という言葉に加藤浩次さんが違和感を指摘するシーンが。

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加藤浩次、『スッキリ』の若者批判に「間違ってる」

26日、新型コロナウィルスの感染者再拡大によって昨日に発令された3度目の緊急事態宣言を特集した「スッキリ」(日本テレビ系)。

しかし発令にもかかわらず路上で騒ぐ若者が減少しないという情報に、加藤浩次さんが首を傾げるシーンがありました。

以前の宣言下に比べ、人出が増加していた3回目となる緊急事態宣言初日となった昨日。

この日のコメンテーターで大学で講師をしている近藤サト氏が「彼らはやっぱりこれは不平等じゃないかと」、「学校にも行けない。図書館も休業。勉強する場所がどんどん失われているにもかかわらず、飲食店や路上で騒いでいる同年代の若者がいると。同じ若者の中で括られてこれは果たして平等と言えるのかということ」と、若者の中でも不平等感が噴出し始めていることを指摘したのでした。

すると、加藤さんは「若い方って括るのは違う」と近藤氏のコメントを支持。

「我々の報道の仕方もあるんだろうけど、原宿とか色々路上飲みしている若者を捉えて、若者全体がそうだって言うのは間違っている」、「40代、50代でも隠れて飲んでるヤツはいるし、外で飲んでいるヤツもいるって言う現状があるんだけど、報道の切り取り方ということになってきますよね」とメディアの報道へ問題点を呈したのでした。

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ベテランコメンテーターにも噛みつく…

近藤サト氏の意見を支持し、一括りに若者を批判する報道の問題点を指摘した加藤浩次さん。

その直後、読売新聞特別編集委員である橋本五郎氏が「若い人対策はどうやった方がいいか」と若者対策について言及すると「『一部の若い人が』っていう言い方ですよね五郎さん」と、加藤さんはベテランコメンテーターにも訂正を求めたのでした。

すると、この加藤さんの行動に、

「若者ディスリを匂わせてくるコメンテーターに対して、『一部の』若者ですよね?とスッと訂正差し込む加藤さんは優秀」

「加藤さんが若者のせいじゃなくて一部の若者ね!ってごろーさん嗜めるのいいよね…そうなのよ、渋谷は元々外のみ勢いるからね…。増えるのもあ、飲んでいる人いるじゃん、ってなってるだけども…」

「一部の若者がでしょ?って訂正させる加藤さん素敵」

「加藤さん『若者全体と捉えるのは違ってて、40代50代でも隠れて飲んでいる人もいる』若い人でも感染対策もしてて我慢している人がいるから確かにと思う」

「加藤浩次、あなたいいこと言ったよ。40代50代だっている。『若者』と括るのは良くない。印象操作報道はゴミ」

などと視聴者からは拍手が。

解除から1ヶ月程度で再発令となった緊急事態宣言。

次第に発令の間隔が短くなっている発令の裏には、このような世代間の分断も大きく影響しているのかもしれません。

(文:有馬翔平)