画像:時事
19日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
女優の古川琴音さんが出演しました。
MCらは共演した有村架純さんにばかり話しを振り、古川琴音さんには全くスポットライトがあたりません。
せっかくの出演に水を差すような形に視聴者からは同情の声が相次いで寄せられました。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
『しゃべくり007』、古川琴音出演も出番なしで視聴者同情「もっと喋らせてあげて」
19日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
女優の古川琴音さんが出演しました。
今回は、ドラマ「コントが始まる」の番宣として古川さんの他、有村架純さんなども登場。
しかし、MCらは有村さんにばかり話題が集中し、古川さんは全くテレビに映りません。
あろうことか、悪ノリした共演者らは有村さんからの愛の告白を断る「架純の告白断れるか選手権」がはじまり、古川さんは完全に蚊帳の外。
さすがに視聴者らもこれには同情し
《しゃべくりの古川琴音ちゃんも可愛いかった!もっと喋らせてあげるべきだったのでは?》
《しゃべり007で有村架純可愛いけど、古川琴音さんにももっと触れてほしかった。いじりが酷いなぁって思ったのは私だけか》
《しゃべくり、古川琴音ちゃん映らなすぎて可哀想。これは… 男社会あるあるを見せつけられている。》
《初出場の古川琴音さんをもう少し取り上げて欲しかった。》
など、進行の拙さや偏りを指摘する声が多数寄せられました。
古川琴音、名役者ぞろいの「ユマニテ」所属
古川さんは中高時代、演劇部に所属し、大学では英語劇サークルに入っていたそうで、根っからの演劇好き。
ユマニテにオーディションで合格した後、すぐに2018年に沖縄市の観光PR動画「チムドンドンコザ」の主役に選ばれてデビューします。
同年、短編映画『春』に認知症の祖父と暮らす美大生役で主演し、「TAMA NEW WAVEコンペティション」ベスト女優賞などを受賞。
ユマニテといえば、安藤サクラさんを筆頭に、岡山天音さん、井之脇海さん、山田真歩さんなど、表現の幅が広い演技巧者が集う事務所として知られています。
これまで散々、様々な作品・役柄で観ていたにもかかわらず、途中までは演じていた役者が一致せず、ある瞬間にそれらが一気に結びついて、突然お茶の間的ブレイクを果たすというのが、ユマニテの役者の一つのパターンです。
古川さんも例に漏れず、土台に確かな演技力を持ちつつ、映画「十二人の死にたい子どもたち」(2019)で、バンドマンを崇拝するゴスロリ少女・ミツエ役や、「部活、好きじゃなきゃダメですか?」(2018)で突然スイッチが入ると持論をぶちかます野球部マネージャー役。
ほかにも「いとしのニーナ」ではバッサバッサと正論でぶった切るクラスメートの女子・山田を演じるなど、古川さん出ると妙にその存在感が気になる女優さんとして注目されていました。
幼い少女のように見える時もあれば、妖艶な女性に見える時、無邪気な笑顔の後には冷たい顔の表情もみられ、まだまだ表現者としてどこまでも伸び代のある古川さん。
今回はあまり画面に映らないという、制作側の稚拙さが悪目立ちしましたが、それでも瞬間的に映った時の存在感は、目を見張るものがありました。
今後の活躍を応援したい女優さんの一人です。
(文:Quick Timez編集部)