画像:時事
今週、全国の小・中学校が春期休暇期間に入ったことから子供のお悩み相談室を開催した25日の「あさイチ」(NHK総合)。
すると「体育、スポーツが嫌い」という男児からの悩みに、同じく運動が苦手である番組MCの博多大吉さんが回答し、名言を残しました。
博多大吉、運動が苦手という悩みに答える「気にしなくていい」
25日、今週全国の小・中学校が春期休暇に入ったことで「あさイチ」(NHK総合)では、子供の悩みに答える相談室を開催。
「体育が苦手」という男児の悩みに、同じく運動は不得意である番組MCの博多大吉さんが回答しました。
運動が苦手な上、学校の体育の時間で恐いを体験をしたことから一層体育に苦手意識を抱いてしまった男児。
「体育が苦手なのでどうやったら楽しくなれるか、励ましてほしい」とリモートの画面越しに悩みを受け取った大吉さんは「おじちゃんもね、あまり運動はできないんですよ」とコメント。
そして「大人になって思うのは、自分ができないことが恥ずかしかったりしたのね。恥ずかしいな恥ずかしいなと思ってたからイヤだと思ったり」と、自身の過去を振り返りました。
「できないことが恥ずかしい」と感じていた大吉さん。
しかし「でも冷静に考えたら恥ずかしいことじゃないのよね。周りってそこまで僕のこと見てないし、一瞬ね『おまえ遅いな』とか『下手だな』って言われることはあるけど、その時だけでそれ以外の時間は違うことやってたから」と、恥ずかしいと思っていたのは自分だけとして「周りの目は気にしなくてもいいのかなって」と、男児へアドバイスを送りました。
見事なアドバイスに「シビれた」
体育が苦手な男児へ、「周りは気にしなくてもいい」とアドバイスを送った博多大吉さん。
すると、実体験を踏まえた大吉さんの優しいアドバイスに番組を観ていた視聴者が次々と反応。
「運動神経が子供のころから壊滅的だった。あの時に大吉先生みたいな大人が周りにいたら、どれだけ楽だっただろうか」
「小学生のころ、逆上がりができなくて本当に嫌だったな~大吉さんの言葉をあのこと聞いてたならもっと気軽に生きれていたと思う」
「大吉先生みたいな人が教師をやってくれれば良かったのに。できないのにみんなの前で無理やりやらされて泣いた記憶しかないよ…」
「私たちは大吉先生の不器用さを笑うのではなく、中年男性が一生懸命何かをやろうとしていることを微笑ましんだよね」
「大吉さんの言葉、心にしみます。苦手なことでもこうやって声をかけて子供の意識を変えていくのが、大切なのだと思います」
「やっぱ大吉先生だったさすが!シビれたわ…」
などと、拍手が巻き起こりました。
これまでも「踊りたくない芸人」、「お笑い芸人歌がヘタな王座決定戦」など他人のトラウマになっているような部門でも全面に押し出し続けてきた大吉さん。
その根本にあったのは「周りを気にするな」という思いがあったからなのかもしれません。
(文:有馬翔平)