画像:時事
先日、神奈川・相模原市の市議会議長であった石川将誠氏が市職員に対しパワハラを行っていたという報道を特集した3日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)。
パワハラをしていた一方で官僚からのパワハラ被害に遭った職員の相談役だったことに、過去パワハラ報道で世間をにぎわせた番組MCの坂上忍さんがコメントを述べました。
坂上忍、相模原市議のパワハラ報道を批判
3日、神奈川・相模原市の市議会議長であった石川将誠氏が市職員に対し、パワハラを行っていた報道に「バイキングMORE」(フジテレビ系)が特集し、番組MCの坂上忍さんがコメントを述べました。
市職員に対し、グループLINEで「異動してください」、「おれに2度と関わるな」などとメッセージを送った石川氏。
パワハラと捉えられるメッセージを送っていた一方、石川氏が職員の官僚パワハラ相談役になっていたことに対し、坂上さんは「相談を受けている時は『そんな大変なことがあったの大丈夫?』って言いながら『消えてください』と言ってたってことでしょ」と苦笑。
そしておぎやはぎ・矢作兼さんにコメントを求めると「二面性というよりは気づいていないパターンだと思うんですよね。本人が」、「イジメと一緒で、アレはイジメだけど俺のは違うじゃんと思ってるタイプだと思うけど」と、矢作さんが持論を述べました。
さらに矢作さんは「社会に出ると合わない上司というのがいてさ、俺とは馬が合わないって。そういう上司ってすごいイジメてくるでしょ」として、「こういうのがパワハラになると職場にいた嫌なヤツがいなくなればいいですけどね」と、スタジオの笑いを誘ったのでした。
矢作さんのコメントに沸くスタジオの一方、坂上さんは眉にしわを寄せ臨床心理士・藤井靖氏へ「他の人たちもいる中でこういう(パワハラ)LINEをするってどういう感情なの?」と質問を口に。
この坂上さんの問いかけに藤井氏は「自分は正しいといつも思ってるわけですよ」と回答。
しかし坂上さんは「相談を受けて『それはパワハラだね』と言いつつ、同じようなことをしてて、『もしかして俺も?』ってならないの?」と、石川氏の言動に腑に落ちない表情を最後まで浮かべていました。
パワハラ市議長報道に「まんま坂上で草」
神奈川・相模原市議の石川将誠氏がパワハラを行った報道に、不快感をあらわにした坂上忍さん。
しかし坂上さんのコメントに、番組を観ていた視聴者はあ然。
「バイキングで相模原市議のパワハラ報道を取り上げている。なんのブラックジョーク。パワハラの代表格的な存在で、女性蔑視や交通違反もしているのに」
「相模原市議のパワハラ問題で自分の胃炎を絶対と思い込み、それを周りに同調することを強要するって言ってたけど、まんま坂上で草」
「矢作と坂上の会話、もうわざとだろって思う。坂上がパワハラについて上から目線で語っているのに笑いを禁じ得ない」
「これギャグ?コント?とりあえず笑っていい?」
「『自分は正しいと思ってる』、『あっちはイジメで俺は違う』とかそのまま坂上さんのことじゃないですかーーー!!」
「もはやブーメランとかそういうレベルじゃない会話」
「マジでどういう神経してるんだ…」
と、過去パワハラ問題を報じられた坂上さんへ「語る資格ナシ」としたのでした。
これまでも複数回にわたって自身の行動を棚に上げてきた坂上さん。
石川氏の気持ちを理解するためには、自身の感情を分析する方が早く答えにたどり着けるのかもしれません。