画像:時事通信フォト
先週、公の場で相次いで失言を口にして謝罪会見を行った森喜朗氏に対し、世論のみならず大会スポンサー企業から非難の声が上がっていることを取り上げた11日の「スッキリ」(日本テレビ系)。
一度は問題収束を宣言したIOCも手のひらを返し森氏への圧力が強まっていることに、この日番組コメンテーターとして出演したみちょぱさんが持論を述べました。
みちょぱ、森喜朗騒動を「時代遅れ」と一蹴
11日、先日メディアが入る場で相次いで失言を漏らした東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗氏に対し大会スポンサー企業からも非難の声が上がっていることを取り上げた「スッキリ」(日本テレビ系)で、若者から絶大な支持を得ている「みちょぱ」こと池田美優さんが番組コメンテーターとして持論を述べました。
先週、「女性は競争意識が強い」という趣旨の発言をJOCの臨時評議会で口にした森氏。
高まる批判に謝罪会見を行い失言を撤回したものの批判の声は収束せず、東京大会へ出資しているトヨタ自動車やパナソニック株式会社からも「誠に遺憾」、「当社の価値観とは相いれない」と厳しい声が。
IOCも今週に「不適切な発言」と態度を一転させるなど森氏への非難が一層強まっていることへコメントを求められたみちょぱさん。
「女性男性を分けるのは昔はよくあったみたいな。でも今はそういうのは厳しい時代になってきているなって」、「ネットでワーって炎上というか問題になって、それも時代に合ってないなって全て」と森氏が起こした行動の全てが時代遅れであると批判し、「代表も時代に合わせて色々変えていくべき」と主張しました。
ただ、みちょぱさんは「残念だと思います」と森氏の行動を否定しつつも「そこだけ切り取るのも良くはないかなと思います」と、森氏の発言を批判するだけで定着した男尊女卑の文化を議論しない、「木を見て森を見ず」な状況に陥ることへ警鐘を鳴らしました。
みちょぱ二度目の『スッキリ』出演も「コメントうっっっす!」
今回で二度目の「スッキリ」出演を果たし今最も世論の注目を浴びている森喜朗氏の騒動にコメントを述べたみちょぱさん。
「時代遅れ」と森氏の失言を否定しつつ「切り取るのも良くない」と森氏だけに批判が集中している状況を憂慮しましたが、番組を観ていた視聴者はみちょぱさんのコメントにあまり満足できなかったよう。
「『切り取る』って何を切り取るのかわかってる?普通に若者視点で話せばいいのに」
「コメントになってない。きびしーだろ」
「みちょぱコメントうっっっす!!」
「みちょぱに時事ニュースは荷が重いだろ…芸能ニュースならいいと思うけど」
「みちょぱはサンジャポが限界だな。『スッキリ』も芸能ニュース多いけど、時事ニュースは言葉を選ばないといけないから無理だ」
「語彙力足りてないな。全然何言ってるかわからない」
「コメント下手すぎひん?イライラしてきた」
「たいしたコメントもできないなら出てくんなよみちょぱ。不快」
「コメントできていないじゃん!よくこんなんで仕事って言えるな笑」
「なんでみちょぱ選んだの?コメントできるキャパシティなんてないでしょ?見てるこっちが変なこと言わないかヒヤヒヤする」
などと、みちょぱさんのコメントに「不合格」を突き付ける声が殺到しました。
前回「スッキリ」で初コメンテーターに挑戦した際も、コメンテーターとしての腕前に疑問の声が上がっていたみちょぱさん。
今回の出演はリベンジの機会でしたが、それは適わなかったようです。
(文:有馬翔平)