文:有馬翔平

おぎやはぎ矢作、医療現場ひっ迫の現状にアリエナイ一言で大炎上…視聴者「なめないでください」「無責任」

 矢作兼

画像:時事

新型コロナウィルス感染者急増によって医療現場がひっ迫していることを報じた2日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)。

その放送中、人手不足解消のためにコメンテーターであるおぎやはぎ・矢作兼さんが提案したあることが波紋を呼ぶことに。

「なめないでください」と視聴者が激怒した、矢作さんの提案の内容とは一体?

スポンサーリンク

おぎやはぎ矢作、医療現場の人手不足に解決案…「色んな問題がある」と一蹴される事態に

2日、新型コロナウィルス感染者急増で医療現場がひっ迫していることを伝えた「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、コメンテーターであるおぎやはぎ・矢作兼さんが述べた発言が物議をかもしています。

この日、東京都が重症者用の病床を増加するよう病院に依頼したこと、大阪府では大学病院の病床が全て埋まっている、また別病棟の閉鎖してコロナ患者の対応にあたっていることに触れた同番組。

病床を確保したところで、その治療にあたる医療スタッフが圧倒的に不足していることを報じました。

すると、矢作さんは医療現場の人手不足問題に対し、「冬になれば感染が拡大すると前々から言われていた」、「看護学生とかお医者さんの卵とか、この時のために備えられなかったのか」と、医療を学ぶ人材を現場に配置できなかったことについて疑問を口に。

さらに「コロナに関してだけだったら、たとえば7人のうち1人、2人だったら学生でもできそうな仕事はあるんじゃないですか」と追及したのです。

この矢作さんの疑問に、昭和大学医学部の客員教授である二木芳人氏は「色んな問題がある」と否定。

医療現場でスタッフが不足している背景には労働量に見合わない賃金の他に、燃え尽き症候群にかかる、強引にコロナ医療に配置されたり家族への感染を恐れるなど精神的ストレスを抱えていることを訴えました。

 

スポンサーリンク

矢作兼、学生動員に視聴者激怒…「なめないでください」と批判殺到で大炎上

医療現場の人手不足問題で、医療を学ぶ若い人材の投入に言及した矢作兼さん。

現場を知る二木芳人氏から実習不足がスタッフの精神的ストレスになると解説を受けましたが、この発言に番組を観ていた視聴者が激怒。

「矢作さん、そんな簡単なことじゃないんだよ」

「胸糞悪い話をしてる。専門職バカにしてるんか?」

「矢作さん、看護をなめないでください。看護師をなめないでください。国家資格なんです。重責なんです。知識で賄えるようなものじゃない」

「なんでこんなに無責任なこと言えるんだよ!!」

「矢作が言ってること、まんま昔の学徒出陣じゃん……」

などと、批判が殺到、炎上状態に発展しました。

テレビを通じて医療現場の限界が報じられるここ数週間、現場の人材不足は切って張り付ける付け焼刃では全く解決しない問題なのです。

(文:有馬翔平)