文:有馬翔平

加藤浩次、『スッキリ!』で劇場クラスターを批判も…視聴者から反感を買い、炎上

加藤浩次
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

13日に放送された「スッキリ!」(日本テレビ系列)。

同番組のMCである極楽とんぼ・加藤浩次さんが、先週発生した新型コロナウィルスの「劇場クラスター」に苦言を呈しました。

しかし加藤さんの発言に、「何もわかってない」と視聴者から批判が。

加藤さんは一体、何を「わかってない」というのでしょうか。

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加藤浩次、山本裕典も感染した「劇場クラスター」を批判も…視聴者「何もわかってない」と逆炎上!

13日朝に放送された「スッキリ!」(日本テレビ系列)。

この日、同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、先週発生した「劇場クラスター」に苦言を呈しました。

「劇場クラスター」とは今月10日、俳優・山本裕典さんが出演する舞台「THE★JINRO-イケメン人狼は誰だ!!-」で、山本さんを含む複数人の出演者とスタッフ、そして観客から新型コロナウィルスの陽性反応が確認されたもの。

同舞台の公式サイトによると、観客にはマスクの着用を徹底、アルコール消毒やサーモグラフィーによる検温など、感染対策は施していたそう。

しかし、同番組の取材によると、前列の席に座っていた観客が着用を義務付けられていたフェイスシールドを途中外したり、「出待ち」禁止にもかかわらず出演者の退出を待ち構えるファンが続出したりと、対策がずさんだったことが明らかになったのです。

「どこが良くなかったのか、見極める必要がある」

公式の発表とは違う、現場の実情に苦い表情を浮かべた加藤さん。

すると、この加藤さんの発言に、視聴者から批判が相次ぐことに。

「加藤さん、劇場を悪く言うのはやめて……」

「悪いのは劇場じゃなくてファンでしょ?」

などと、視聴者の辛らつなコメントがネット上に書きこまれたのです。

今回の取材で、満席にもかかわらずスタッフに頼みこんで、観劇したファンの存在も判明しました。

加藤さんは、劇場を苦言を呈す前に、ファンの行動に疑問を抱かなければならなかったのかもしれません。

 

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新型コロナウィルスは空気感染する?WHO「警戒を」態度を一変…

10日に発生した「劇場クラスター」で、批判の矛先を劇場に向けた加藤浩次さん。

結果、視聴者から「ファンを批判するべき」という意見が噴出してしまいました。

しかし先週、世界保健機関(WHO)はこれまでなかったとしてきた新型コロナウィルスの「空気感染」を、「可能性を否定できない」と、態度を一変させました。

これまで、同機関は咳やくしゃみなどの飛沫感染を主な感染経路としており、「空気感染」の可能性は否定。

ただ、空気感染の可能性があるとすると、これまで推奨されてきた感染対策では不十分になってきます。

連日、感染者は200名を超えている首都・東京。

「劇場クラスター」は防ぐためには、そもそも公演「しない」という手段しか残されていなかったのかもしれません。

(文:有馬翔平)