9日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)。
同番組に出演した乃木坂46・白石麻衣さんが憧れる、俳優・古田新太さんが登場。
古田さんが、白石さんに贈った台本カバーに書かれていた「ふぁいてぃんぽ」という言葉に、視聴者からドヨメキが起きています。
一体なぜ、「ふぁいてぃんぽ」という言葉でドヨメキが起きたのでしょうか。
白石麻衣に贈られた「ふぁいてぃんぽ」!ドラマで使用されていた!
9日夜に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系列)。
この日、ゲストとして出演したのは、今年3月で乃木坂46からの卒業が決まっている白石麻衣さん。
放送のテーマは、「私が完敗した人」というものでしたが、白石さんが「完敗した」と思った人物は、俳優・古田新太さんでした。
白石さんと古田さんは、昨年放送されたドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系列)で共演、同じ学校で働く同僚の教師同士を演じました。
その撮影現場で、周囲のスタッフや共演者を気遣っていた古田さんの姿に、白石さんは「完敗だ」と感じたようです。
その古田さんがスタジオに登場。
すると、今年3月で乃木坂46を卒業する白石さんに、古田さんからプレゼントが贈られました。
その中にあったのが、台本を保護するための、革でできた「台本カバー」。
「台本カバー」を開くと、そこには古田さんの直筆で「ふぁいてぃんぽ」という言葉が書かれていたのです。
その言葉の響きに一瞬、スタジオが静まります。
この「ふぁいてぃんぽ」という言葉、実は「俺のスカート、どこ行った?」の劇中で使用されていたセリフでした。
「ふぁいてぃんぽ」は「頑張れ」という意味で、古田さんが演じた原田のぶおと、白石さんが演じた里見萌があいさつ代わりに使っていた言葉でした。
しかし初めて、「ふぁいてぃんぽ」を聴いた視聴者は「白石麻衣が下ネタを口にしてる……」と、動揺している様子。
MCを務めた東野幸治さんも「下ネタかと思った」と、ツッコミを入れるか迷ったことを告白します。
ただ、「ふぁいてぃんぽ」に感動して目を潤ませている白石さん。
ニュアンスは完全に下ネタでも、白石さんに取っては思入れの深いセリフだったようです。
白石麻衣、「ふぁいてぃんぽ」以外に下ネタを連発していた?
「ふぁいてぃんぽ」という言葉を贈られ、感動していた白石麻衣さん。
「俺のスカート、どこ行った?」を視聴していたファンからも、
「懐かしい」
「また『ふぁいてぃんぽ』が聞けるなんて」
と、「ふぁいてぃんぽ」が再び聞けたことに感動する声が。
同ドラマでは「ふぁいてぃんぽ」以外にも、白石さんが下ネタを口にする場面がいくつもありました。
古田さん演じる原田のぶおに向かって、「デカ〇ン」と言い放ったり、「キン……」と男性の金的を表す言葉を言いかけたりと、放送当時は人気アイドルに絶対に言わないだろう言葉が連発して、注目を集めました。
ではなぜ、白石さんは下ネタに挑戦したのでしょうか。
乃木坂46を卒業後、女優としての道に進むことを宣言している白石さん。
ただ、これまで女優としての経験は少なく、乃木坂46を卒業してしまえば「乃木坂」のブランドもなくなってしまい、女優として起用される可能性は低いと考えられます。
そのため白石さんは、同ドラマで下ネタのセリフにチャレンジし、演技上の「NG」がないことを撮影スタッフに伝えたかったのではないでしょうか。
古田さんが贈った「ふぁいてぃんぽ」。
白石さんには、ただ思い出のある言葉というだけでなく、自分自身が覚悟を決めて臨んだセリフという意味があったと考えれば、その涙ぐむ姿も理解できます。
白石さんには今後も、女優として体当たり演技を見せてもらいたいものです。
(文:有馬翔平)