20日に放送された「Kinki Kidsどんなもんヤ!」(文化放送)。
パーソナリティを務めたKinki Kids・堂本光一さんが過去、病気で死にかけたことを明かしました。
光一さんはどうやって死の間際から戻ってきたのでしょうか。
堂本光一、死にかけたことを告白!救世主は「抗生物質」?
20日深夜に放送された「Kinki Kidsどんなもんヤ!」(文化放送)。
この日、パーソナリティを担当したのは堂本光一さん。
話題は、光一さんが抱える持病の頭痛になります。
光一さんは頭痛を感じると、解熱剤を飲んでいるそうですが、おそらく解熱剤の中にある鎮痛成分で頭痛を抑えているのでしょう。
すると、ここから「健康」の話に。
一般的に風邪をひいた時は、栄養あるものを食べ、体をゆっくり休めることが効果的と言われますが光一さんはその逆。
風邪の時は水分以外は一切とらず、「断食」をするようです。
人間の体は食べ物を消化する際、体力を消耗します。
風邪をひいた時は体内のウィルスを排除するため、発熱などにエネルギーを集中して使用するので、消化で体力を消耗することはウィルスを排除する働きに、邪魔を入れてしまうことになります。
それを医療の現場で聞いた光一さん。
現在、風邪の時は「断食」をしています。
しかし、健康に誰よりも気をつかっている光一さんですが、過去には病気で死にかけたこともあったそうです。
光一さんを襲った病名は明らかにされませんでしたが、「あるもの」がなければ死んでいた、と医者に言われたようです。
光一さんを、その死の間際から救ったのは「抗生物質」でした。
「抗生物質」は、ウィルスからの感染症の際に処方される薬ですが、その歴史はまだ浅く、「抗生物質」の1種である「ペニシリン」が開発されてからまだ100年ほどしか経過していません。
しかし、20世紀で最大の発明とも言われるように、「ペニシリン」は多くの命を救ってきました。
もしかしたら光一さんは、命を落とすような破傷風などの感染症にかかっていたのではないでしょうか。
私たちの身の回りでは、風邪で「抗生物質」を処方された経験のある方もいらっしゃると思います。
ただ、最近では抗生物質に耐性を持つウィルスも確認され、日本国内でも毎年8000人がそのウィルスによって命を落としています。
現在、簡単に「抗生物質」を簡単に処方させない動きが医療の現場で広がっています。
将来、光一さんを救った「抗生物質」を見かけなくなる日が来るかもしれません。
(文:有馬翔平)