8日に放送された「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系列)。
ヤラセ問題で放送が休止されていた企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」が再開。
同企画のレギュラーであるお笑い芸人・宮川大輔さんが、放送再開を見事優勝で飾りました。
しかも、大会新記録を叩き出しましたが、なぜ宮川さんは、新記録を出すことができたのでしょうか。
宮川大輔が快挙!「お祭り男」復活を優勝で飾る!
8日に放送された「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系列)。
この日の放送は、一昨年に企画をねつ造した「ヤラセ」が発覚して、放送が休止されていた「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」が再開されました。
1年4ヶ月ぶりの放送、さらには各方面から応援もあれば、批判もあったということで、同企画のレギュラーメンバーであるお笑い芸人・宮川大輔さんは、放送中に何度も声を詰まらせていました。
放送再開一発目に参加した祭りは、アメリカで行われている「フルーツケーキ祭り」。
現地では、クリスマスになると親戚あるいはご近所に、フルーツケーキを贈り合う風習があるそう。
ただ毎年、送り合う量が多すぎてフルーツケーキを廃棄せざるを得なくなっていることから、フルーツケーキをどうにか有効活用できないか、という考えから24年前に「フルーツケーキ祭り」は始まりました。
祭りはフルーツケーキを遠投する、バランスよく運ぶ、的に通す、速く投げるといった4つの部門に分かれており、その4つの部門全てに参加した宮川さん。
50歳目前ということで肩の調子が悪いため遠投は飛ばず、バランス良く運ぶ部門も、的に通す部門も敗退してしまいます。
しかし、ここで奇跡が。
どれだけ速く投げられるか、という速さ部門で宮川さんは、「時速72km」と、大会新記録を叩き出したのです。
そして、そのまま速さの部門で優勝を飾りました。
これには、お祭り男の復活を待ちわびていた視聴者からも、
「すご!!」
「おめでとう!この時を待ってた!」
と、放送再開と優勝を祝福する声であふれ返っていました。
宮川大輔、なぜ時速72kmも出せた?秘訣は高校から続けているゴルフ?
ではなぜ、宮川大輔さんは時速72kmもスピードを出すことができたのでしょうか。
宮川さんの直前に投げた参加者は、時速35km程度だったことからも、宮川さんの記録がどれだけすごいのか、見てとれます。
特に野球経験もない宮川さんが、時速72kmも出せたのは、その腰の使い方にあると思われます。
投げる際、手や腕の力だけでなく、腰を入れることによって力が増し、速く投げることが可能となりますが、宮川さんは腰を入れて投げていました。
元々、運動神経が良いことでも有名な宮川さんですが、高校時代はゴルフ部に所属していました。
ゴルフも腰を入れてボールを打つことから、宮川さんは「腰を入れる」という動作を、自然に取り入れていた可能性があります。
最近も、スポーツ番組でプロのゴルフ選手から技術を学んでいた宮川さん。
その結果が、宮川さんを優勝に導いたのでしょう。
この先も、良い成績を収められることを願っています。
(文:有馬翔平)