18日、映画「弱虫ペダル」(松竹)のキャスト発表がありました。
主人公・小野田坂道をKing&Prince・永瀬廉さんが、務めることが明らかになりました。
しかし、歓喜の一方でファンには「あること」が心配なよう。
そのファンが不安に思う「あること」とは、一体何なのでしょうか。
永瀬廉が出演する映画「弱虫ペダル」、記憶に残る「事故」
18日、キャスト発表があった映画「弱虫ペダル」(松竹)。
同映画は、発行部数2000万部を超える同名コミックスを原作とする映画で、これまでにもアニメ、ドラマ、舞台と様々な形で上演されてきた作品です。
その人気作の主人公・小野田坂道を務めるのが、King&Prince・永瀬廉さん。
発表後、キャストコメントに登場した永瀬さんは、「たくさんの人が読んでるんでしょ」と、大人気作の主人公を演じることに少々緊張した面持ち。
それでも「僕の自転車に乗る姿と、小野田坂道くんを観にきてください」と、ファンに呼びかけました。
永瀬さんの呼びかけにファンは、
「おめでとう!」
「楽しみにしている」
と、歓喜している様子。
しかし、その一方で「大丈夫なの?」と、不安がる声が。
実はこの「弱虫ペダル」、以前放送していたドラマ版で撮影中に事故が発生しているのです。
当時、怪我を負ったのは滝川英治さん。
アナウンサー・滝川クリステルさんの従弟で、2002年から5年間、リポビタンDのテレビCMにも出演し、俳優として幅広く活躍していました。
滝川さんが事故に遭ったのは2017年9月。
ドラマ「弱虫ペダル」の撮影中、自転車から転落して、病院へ緊急搬送されました。
病院で手当てを受けましたが、脊椎を損傷して首から下にマヒが残る結果に。
長期にわたるリハビリを経て、先日自身が出版した本のイベントに参加した滝川さん。
それでもなお、車椅子での生活が続いています。
永瀬さんのファンが不安に感じているのは、事故が起きないようにする安全対策について。
「弱虫ペダル」に登場する自転車は、ロードバイクと呼ばれるもので、サドル部分が一般の自転車よりも高くバランスが非常に取りにくいものです。
さらに、速く走ることを目的とした自転車のため、スピードも平均で時速40kmと自動車並みのスピードを出すことができます。
そんなスピードでバランスを崩した場合、やはり大怪我を負うことは間違いないでしょう。
映画「弱虫ペダル」のキャスト発表後、ロードバイクの練習を専門家と共に行う永瀬さんの映像も公開されました。
今も製作側からは、出演者への安全対策は公にされていませんが、いずれにしても永瀬さんには安全に十分配慮して、撮影に臨んでいただきたいものです。
(文:有馬翔平)