8日、吉本興業はダウンタウンの松本人志さんが「当面の活動休止」をすることを発表しました。
昨年末に週刊誌に報道された性加害行動をめぐってのことですが、レギュラー番組の対応が混迷を極める中、ダウンタウンのコンビ解散についての可能性についての書き込みが目立ってきています。
今後、ダウンタウンは一体どうなってしまうのでしょうか。
松本人志の活動休止がダウンタウンの解散に王手？
8日、吉本興業はダウンタウンの松本人志さんが「当面の活動休止」をすることを発表しました。
松本さんが活動休止に至った背景としては、昨年末に週刊誌が松本さんによる複数女性相手への性的行為の教養疑惑を報道。
吉本興業は、即日「事実無根」であるとして一連のスキャンダルを報じた『週刊文春』（株式会社文藝春秋）に対し、法的措置を辞さない覚悟であるとの文言を発表しました。
対する週刊誌側も疑惑の第2弾を続報として掲載するなど一歩も引かず、徹底的に争う意思を表明。
吉本興業の発表した文面には「松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました」とあることから、裁判は長期化が予想されます。
一審で両者がすんなり納得するという結末は考えにくく、最高裁まで争うとなると数年単位の時間を要するのは必至。
現在、松本さんは個人でのレギュラー番組もありますが、コンビとしてもレギュラー番組を抱えているため、今後の活動には大きく影響が出ると言わざるを得ません。
ダウンタウン、解散の可能性が高い理由3選
日本のお笑い界はもちろんのこと、テレビ業界にも大きな余波が発生した今回の騒動。
以下に、ダウンタウンが解散する可能性がある理由3選を挙げました。
①週刊文春に裁判で負け、性的強要疑惑が事実と判決される
芸能界で再び活躍することは困難を極め、解散は回避できないでしょう。
②スポンサー離れ
松本さんだけでなく、ダウンタウンの起用や現在のレギュラー番組の続投に難色を示した場合はどうでしょうか。
互いにコンビ以外でのバラエティ番組出演やCM出演などの活動はあるものの、コンビとしての活動に支障が出るならばコンビでい続ける意味がなくなります。
すでに漫才の舞台に立っておらず、主戦場がテレビのお二人には解散の道しかありません。
③松本さんがこのまま引退の道を選ぶ
松本さんは数年前から自身の引退についての可能性を度々メディアで口にしており、今回の一件を不本意ながらも「（引退あるいは解散の）良いタイミングである」と結論づけたら、解散もやぶさかではないかもしれません。
もっとも、引退と解散では大きく意味合いは異なってきますが、解散の可能性も含めて視野に入れていると考えてもいいのではないでしょうか。
現時点では何も発表がないため推測に過ぎないものの、小学校・中学校の同級生であった二人はまさに一蓮托生の仲で、その絆は強固そのもの。
互いに相方の幸せを思っての行動だったとしても、長年の関係から解散は選ばないように思えます。
一方で、影響力の大きなコンビだけに、テレビ局の基本方針がコンビの今後に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。
ダウンタウンの今後、残された浜田雅功はどうなる？
既に活動休止に入り、レギュラー番組への出演も見送られた松本さんですが、相方である浜田さんの可能性は以下の3つです。
・ダウンタウンとしての活動を引き続き継続
・ダウンタウンを解散し、個人で活動
・芸能界引退
松本さんは、吉本興業からの活動休止の文面が発表されてから、自身のＸ（旧Twitter）に「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿するも、「ワイドナショー 」（フジテレビ系列）への出演を急遽、取りやめるなど波紋を呼んでいます。
その後、コンビでレギュラー出演している『水曜日のダウンタウン』（TBS系列）は、収録と思われ通常放送でしたが、ネットには
《浜ちゃん（※浜田さんの愛称）には頑張って欲しい》
《またいつものダウンタウンが見れる日を期待して待ちます》
《しばらく１人で活動するんかな？》
《浜ちゃんもどうか無理しないで》
など、浜田さんを心配する声もあふれました。
ダウンタウン、松本人志のレギュラー出演番組は一体どうなる？
現在、松本さんはコンビでの活動を含め7本のレギュラー番組があります。
コンビでは、上述した「水ダウ」のほか、『ダウンタウンDX』、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』（共に日本テレビ系列）があり、その全てが冠番組。
コンビでの番組が消滅した場合、それこそ松本さんの帰る場所はなくなるほどの末路となるのではないでしょうか。
個人では『クレイジージャーニー』（TBS系列）、『まつもtoなかい』、『人志松本の酒のツマミになる話』（共にフジテレビ系列）、『探偵!ナイトスクープ』（テレビ朝日系列）など、これらレギュラー番組の多くで進行役・ご意見番を担っています。
多くは基本的に収録のため数本のストックはあるものの、以後の対応はテレビ局により基本的な方針の発表が待たれ、代役を立てるのか番組を終了するのか大きな決断を迫られている様子。
他にも漫才日本一を決める頂上決定戦「M―1グランプリ」（テレビ朝日系列）の審査員、「IPPONグランプリ」（フジテレビ系列）のチェアマンといった特番など、お茶の間の人気番組にも関わっています。
以前、浜田さんの不倫がスクープされ、一時、番組に不在の時がありましたが、その時に松本さんは、不在の浜田さんを弄り相方愛を貫き感じさせましたが、今回、浜田さんはどのような行動を取るのでしょうか。
しばらくは混乱が続きそうです。
（文：Quick Timez編集部）
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