画像:時事
昨日、新型コロナウィルス感染者と接触があった場合に通知を届けるアプリ「COCOA」がおよそ4か月もの間、アンドロイド端末に通知が届いていなかったことを伝えた4日の「とくダネ!」(フジテレビ系)。
同番組でリリース直後からダウンロードを呼びかけていたにもかかわらず致命的な不具合が報告されたことに、番組MCの小倉智昭アナウンサーが怒りの発言を口にしました。
しかし小倉アナの発言に視聴者が反発、「簡単に作れるとでも思ってるの?」と怒りの声が広がっています。
小倉智昭、『COCOA』の不具合にブチギレ「腹立ちますよ!」
4日、昨日新型コロナウィルス感染者との接触を通知するアプリ「COCOA」がおよそ4か月もの間、アンドロイド端末に通知が届いていない不具合が発生していたという厚生労働省の発表を「とくダネ!」(フジテレビ系)が特集。
番組MCの小倉智昭アナウンサーがコメントを口にしました。
昨年6月にリリースして以来、およそ2500万回もダウンロードされた「COCOA」。
新型コロナ感染者と1m以内で15分の間接触していた場合、ダウンロードした端末に通知が届くという仕組みになっていましたが、ダウンロード数の30%にあたる770万のアンドロイド端末で通知がまったく届いていないことが昨日明らかに。
不具合については昨夜、田村憲久厚生労働相が「アンドロイド端末のダウンロードは3割。その方々が信頼をもってアプリを使っていただいていたにもかかわらず機能していなかった」、「信頼を損ねる状況ですので、心からお詫び申し上げます」と謝罪しました。
しかし、アプリのリリース直後からダウンロードを番組で呼びかけていた小倉アナはご立腹の様子。
「これがちゃんと機能してなかったと聞いてとにかく腹立ちましたね」と致命的な不祥事を一喝。
そして「私もアンドロイドなんですよ。それで1日に2、3回確認してましたよ…何やってたんだろうって思うよね」と自身も不具合の影響を受けたことを告白。
「日本のゲームソフトは世界で何千万も売れるソフトがあるような素晴らしい国ですよ?それがこの程度のソフトちゃんと作れないのかしら?」、「ゲームの勝ち負けじゃないんだからもっと慎重にやるべきでしょう?」と終始不満を爆発させていました。
小倉智昭、「この程度のソフト」発言に反発相次ぐ…「自分で開発してみろよ」
昨日発覚した接触確認アプリ「COCOA」の不具合について、「腹立ちました」と怒りをあらわにした小倉智昭アナウンサー。
小倉アナの怒りに番組を観ていた視聴者からは「これは同意」、「推奨してて実は使えませんでしたって最悪の裏切り」などと賛同の声が集まりましたが、ゲームソフトの開発を持ち出してアプリ開発を「この程度」と表現したことに多数の視聴者が反発。
「ゲームソフトとココアを開発するのは土台から間違っているから…誤解を生む発言だし訂正してほしい」
「小倉さん、アンドロイドは色々と難しいんだよ」
「老人は全部ピコピコで同じだもんな」
「ゲームと同じで語るのは良くないんじゃない?」
「この程度って…小倉さん、システム構築過程は知ってるの?アプリ作ったことあるの?何も知らないならこの程度作れないって言葉言い過ぎなんじゃないかな?動かなかったのは大問題だけど」
「文句ばっか言うなら自分で開発してみろよ小倉智昭!!文句は饒舌だな!!」
「やっぱ小倉の発言は害しかないな」
などと批判が殺到しました。
ゲームソフト作成とアプリ作成を憶測で同列に扱ってしまった小倉アナ。
報道してきたことへの激怒はもっともですが、簡単に作れると持論を述べることは避けるべきでした。
(文:有馬翔平)