画像:時事
3日に放送された「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系列)。
タレントの出川哲朗さんが出演したところ、占いにより「病気になる」「必ず死にます」など告げられ、視聴者の間で憤りの書き込みが殺到しました。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
出川哲朗、「不吉占い」に視聴者激怒「信じなくていい!」「BPO案件だろ」
3日に放送された「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系列)。
タレントの出川哲朗さんが出演しました。
出川さんは、「占い番組をやってるスタッフの皆さんには申し訳ないんだけど、占い番組で新婚の時に“離婚しないと死ぬ”って言われたことがあって、(占い番組に)あまりいい思い出がなくて…」と、過去に占いで思いもよらぬ事を言われて良い思い出がない事を告白し、乗り気でない様子。
担当した占い師の木下レオンさんから開口一番、「そのワードはまだ残ってますよ」と言い切られます。
出川さんは「え~!?」と驚き、がくっと肩を落とすなど意気消沈の表情を見せます。
「決めた事は絶対に曲げない」「曲がった事が大嫌い」など言われ、出川さんも愛車を20年近く乗り換えない事などを引き合いに「一度これと決めたことに関してはブレない」と語ります。
現在56歳の出川さんですが、木下さんは出川さんのお父さんが58歳で逝去したことを出して、お父さんの運を踏襲しているので「このままでは死にます」と面と向かって断言され、開いた口が塞がらない様子。
今まで自身を見つめ直してこなかったからそういうところまで来てしまっている、死んだら意味がないので、生活を振り返るよう説得する木下さんですが、芸風は変えられないと交渉決裂すると「必ず死にます」ときっぱりとはっきりした口調で出川さんへ伝えます。
それらを受け、視聴者から
《ちょっと占いの結果が凄まじすぎて…大丈夫かな》
《いくらなんでも言い過ぎ。BPO案件だろ!》
《占いなんか信じなくていいよ出川さん》
《断言して言うなんて責任も持てないのに傲慢だと思います。良い占い師は人を傷つけないと思いますよ。》
《人の人生を大きく変えるかも知れない一言を言うなんて責任も取れないのに失礼だと思います。》
《離婚してもしなくても、人間いつかは死ぬからこの占いアテにならん》
など、あまりにも直球過ぎる物言いに批判が殺到しました。
良い占い師さんてどんな人?
良い占い師さん=当たる占い師さんという風潮があるように思います。
もちろん、占いが当たることも大切です。
しかしながら、100パーセント占いが当たるなんてことは絶対にありえないことです。
世間的に評判が高く当たる占い師さんが、あなたにとって良い占い師さんとは限りません。
当たることよりも大切なのは、あなたの未来を変えることができる占い師さんなのです。
占いのプロであり、数大くの占い関係の本を出版されている鏡リュウジさんが自身の著書の中で、「占いに答えはない!」との考えを述べている一説がありました。
そもそも、占いの前提として「占いは未来を良くするための選択肢を増やすもの」であり、占いで全てを決めるのではなく、最後の決断は自分ですることで未来は開けるということです。
いろいろなパターンの選択肢を提示してあげることができれば、選択の幅って広がるはずで、それができる占い師さんこそ、良い占い師さんなのだと鏡リュウジさんは言っています。
占い師さんの中には、今回のように「あなたはこれこれこうだから、こうしなさい!」と言い切る占い師さんもいることでしょう。
そうではなく、自分で決めた答えに責任を持ち、自分の人生を生きていくための手助けが出来る占いにしてほしいものです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の占い。
唐突な物言いに、動揺を隠せなかった出川さんですが、次に占ってもらう機会がある時は良い占い師さんと出会えるといいですね。
(文:Quick Timez編集部)