画像:時事通信フォト
17日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日の放送では、不倫報道により無期限の芸能活動自粛に追い込まれた、ジャニーズ事務所の近藤真彦さんを取り上げましたが、同番組MC・加藤浩次さんの発言に賛否が集まっています。
加藤浩次、近藤真彦の不倫報道に「週刊誌のやつだけを鵜呑みに出来ない」
17日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日の放送では、先日、一部週刊誌によって不倫報道が報じられ、無期限の芸能活動自粛に迫られたジャニーズ事務所の近藤真彦さんについて特集が組まれました。
近藤さんをめぐっては、所属事務所のジャニーズが公式サイトにおいて「心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
加えて、同事務所は「近藤は活動自粛に入りますが、この期間を通じて40年間、タレントとして活動することができましたのは多くの方々のご支援によるものであるということを改めて胸に刻み、感謝しながら自身の立場や環境に対する理解を深めることにより、多くのタレントやジャニーズJr.の先輩という立場にふさわしく、皆様より信頼していただくことができる人間を目指して精進してまいります。」と伝えました。
スッキリでは、近藤さんのコメントについても紹介。
「皆様の信頼を回復できるよう、自分を見つめ直し、精進いたします。」と力強いコメントを残しておりました。
これを受け、同番組のコメンテーターの近藤春菜さん(ハリセンボン)は、「家族に対してが全て。周りは何も言えない。」とした上で、後輩も同じような処遇を受けてきた中、最年長の近藤さんもケジメをつけるために自粛したのでは?と分析。
続いて、芸能リポーターの井上公造氏と電話を繋ぎ、意見を求めた同番組。
井上さんは、「透明性をしっかりしなければいけない」と不倫報道からおよそ1週間も空けて報道をしたことへ苦言を呈しました。
すると、加藤さんは井上さんの会話を遮る形で、「週刊誌で出たのをそのまま流すってことは出来ないんですよ。そこでしっかり、ジャニーズ事務所の裏とか、近藤真彦さんのコメントを出した上でやるっていうことなんですよ。週刊誌のやつだけを鵜呑みにしてここ(スッキリ)に流してしまうと、報道として責任がないことになってしまいますから」と反論。
「そこのルールがあって、やらなかったというのはあるんですけどね」と、スッキリで近藤さんの話題を今まで扱わなかったことに言及しました。
加藤浩次、近藤真彦の不倫報道をめぐる発言に疑問の声…「どの口が言う?」「ジャニーズには噛みつかないのか」
週刊誌の情報を鵜呑みに出来ないとしていた加藤浩次さん。
しかし、番組を観ていた視聴者からは、厳しい声も。
《加藤さんめっちゃ話し聞かずに止めるじゃん。何今日。聞き苦しいくらいの擁護こわい》
《近藤真彦にそんなに優しくするなら他のタレントの不倫にも優しくしてあげなよ。そこが不平等なんだよ。渡部さんにも東出にもボロクソ言ってたでしょう、お相手含めて》
《どの口が言ってんの?》
《自分の発言?行動?の矛盾に気づいてないのかな?まぁ気づいてないかー》
《不倫がたくさん扱われた中で、今回は甘めのコメントな加藤浩次。なんだ、狂犬もジャニーズには噛みつかないのか》
といった意見が寄せられておりました。
確かに、過去の放送を確認してみると、加藤さんは東出昌大さんや渡部建(アンジャッシュ)さんの不倫報道の際に、真っ先に取り上げ、厳しい批判をしていたのも事実です。
しかし、これらの批判は全てそれぞれの所属事務所からのコメントが発表されたことを受けての批判でもありました。
ジャニーズ事務所の大御所の不倫報道。
狂犬と称された加藤さんでも、噛みつけない理由でもあるのでしょうか。
(文:服部慎一)