画像:時事
口腔機能の低下を意味する「オーラルフレイル」を特集した9日の「あさイチ」(NHK総合)。
しかしその放送中、視聴者から悲鳴が上がる事態が。
NHK「あさイチ」、スタジオ登場の模型に視聴者悲鳴!「キモい」、「怖すぎ」とクレーム殺到!
9日、口腔機能の低下、いわゆる「オーラルフレイル」について特集した「あさイチ」(NHK総合)で、視聴者から悲鳴が殺到するハプニングが発生しました。
近年、老後へ悪影響を及ぼすことが判明しつつある「オーラルフレイル」。
その一種である「低位舌」に罹ると無呼吸症候群だけでなく、口の中が乾きやすく感染症へのリスクも高まるのだそう。
今回の放送ではオーラルフレイルを予防するためのトレーニングが、舌の模型を用意して行われました。
しかし、模型が登場すると、
「不気味すぎるだろ……よく作ったなコレ」
「怖すぎて観れなかった」
「これ放送してもいいのかNHK!」
「キモすぎて夢に出そう。頼むからアップで映すの止めてくれ」
と、視聴者から一斉にクレームが殺到したのです。
視聴者が騒然とした模型、それは舌をわかりやすく大きくしたもので、ラジコンによる遠隔操作でリアルな動きも再現可能というもの。
高速でウネウネと動き回る舌先の動きに悲鳴が上がったのでした。
また、騒然としたのは視聴者だけではなく、スタジオにいた博多大吉さんも同様で、「高専ロボコンのお題か何か?」と、模型の動きに言葉を失っていました。
オーラルフレイル、放置すると死亡のリスクも…
あまりにも不気味な動きをする模型に視聴者、出演者から悲鳴が上がりましたが、そこまでしてもオーラルフレイルに注目してもらわなければならない理由があるよう。
オーラルフレイルは舌の動きの他、噛む力の低下の総称でもありますが、噛む力が低下すると誤嚥性肺炎や低栄養の要因になる他、認知症を発症するリスクもあることが東京大学の研究で明らかになっているのです。
年代ごとに増加していくオーラルフレイル。
老後も健康に生活を送るためにはまず、口内環境を整える必要があるのかもしれません。
(文:有馬翔平)