文:服部慎一

早大・早川隆久投手の指名をめぐり、ロッテファンから「入団拒否しろ」との声が

早川隆久

画像:時事

26日、プロ野球のドラフト会議が開かれました。

今年最大の注目を集めて早大の左腕、早川隆久投手は東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を獲得したようですが、これに千葉ロッテマリーンズのファンらが「入団拒否をしろ」と抗議をし、大きな波紋が広がっております。

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ドラフト会議、今回最注目の左腕の行く末は?早大・早川隆久投手は楽天が交渉権獲得

26日、プロ野球のドラフト会議が開かれました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、初のリモートでの開催となった今回。

これまでの都内ホテルのホールに関係者らが一堂に会する形ではなく、12球団はそれぞれ用意された個室からオンラインで選手を指名するという新たな試み。

コロナの影響により、ドラフトの目玉候補たちが活躍する高校野球の大会や、大学野球などの主要な大会が開かれなかったことも関係し、例年とは一味違うドラフトに。

その中でも最も注目を集めていたのが、早稲田大学の左腕、早川隆久投手なのです。

大学No.1投手の呼び声が高い早川投手は、最速155km/hをマークする左の本格派。

現・カブスのダルビッシュ有投手も球速に言及するなど、球界からの注目度が高い投手でした。

直球のみならず、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップなどの変化球も多彩で、コントロールも抜群という点からプロでも即戦力として期待されているよう。

そんな最注目の左腕をドラフト1位で指名したのは、ヤクルト、楽天、西武、ロッテの4球団。

しかし、競合の結果、楽天が交渉権を得ました。

 

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早大・早川隆久投手の指名をめぐり、ロッテファンから「入団拒否しろ」との声が

今ドラフト最注目の早大・早川隆久投手は楽天が交渉権を獲得する一方で、千葉ロッテのファンからは「入団拒否しろ」との声も。

早川投手は、千葉県出身で高校は名門・木更津総合高等学校(千葉県木更津市)に進学。

ドラフト2日前に放送された「S-PARK」(フジテレビ系列)では、「ドラフト会議まで2日 競合必至 投の目玉!早川隆久(早大)」という特集が組まれるほどで、その際早川投手は「やっぱり地元が千葉なので、ロッテに行きたないという気持ちはありますけど」とインタビューに答えるほど。

ネット上では同番組のインタビューのキャプチャー画像が出回り、楽天の公式Twitterのリプライ欄に貼り付ける人も。

地元が千葉で、本人もロッテに行きたいと言っていただけに、ロッテファンらは楽天が指名権を獲得したことに納得がいかないのでしょう。

果たして、ロッテに行きたいという願いは叶うのでしょうか。

(文:服部慎一)