画像:時事通信フォト
文部科学省が推し進める「学校デジタル化」を取り上げた22日の「スッキリ」(日本テレビ系)。
学校で依然として残るプリント文化に対しPTAから「残すべき」という意見が紹介されると、番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが鋭い一言でバッサリ。
「スッキリ」したと視聴者の反響も相次いだ、加藤さんの一言とは一体?
加藤浩次、PTAに嚙みつく…学校デジタル化を妨げる意見に反論「いっぱいありますよ!」
文部科学省・萩生田光一大臣が学校と保護者間のデジタル化を進めるべく、教育委員会に通知を出したことを特集した22日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)。
その中で、番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが吠えるシーンが。
今回、文部科学省が推し進めているのは「イベントの出欠確認」、「配布プリント」、「病欠での連絡」の3つのデジタル化。
現在、スマートフォンによる病欠連絡ができる学校は増加傾向にあるようですが、いまだに8割の学校が保護者との連絡をプリントに依存しているのだそう。
しかし、教員の多忙さの他、デジタル化を受け入れられる用意が全家庭に備わっていないことが普及を妨げているのでした。
さらに、プリントを持ってくることで芽生える「子供の責任感」がなくなると、一部保護者の意識があることも同番組は紹介。
すると、この保護者の意見に加藤さんは物申したのです。
「プリントだけで責任感は芽生えませんよ!」
起床すること、友達と約束をすることなどプリント以外に責任感が芽生える場所があるという考えのもと、発せられた加藤さんの言葉。
この発言に視聴者からは多くの反響が相次ぎました。
「加藤さん、さすが!」
「同意。嘘つかない、友達との約束を守るなど責任感は家庭で教えるものでは?」
「加藤浩次、絶好調だな」
と、コメントが殺到しました。
加藤浩次、欠席連絡のデジタル化には『反対』…「電話じゃないと」
プリントに依存する保護者へ反論を述べた加藤浩次さんですが、一方で病欠の連絡は「電話での連絡が必要」と訴えました。
「虐待されている子供がいたとする。その時に親と先生が連絡することが気づくことができるかもしれない」
虐待防止の観点から、直接的な連絡手段を残すべきだと加藤さんは持論を展開。
スタジオからも「確かに」と、賛同を示している様子でした。
3人の子供の父親である加藤さん。
だからこそ、デジタル化の長短が見えるのでしょう。
(文:有馬翔平)