9日、お笑い芸人・有吉弘行さんのラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系列)が放送されました。
有吉さんは、テレビ番組の企画で野球のグラブを叩きつけて悔しがったことに対して苦情が寄せられたとし、反論。
野球選手がグラブを投げたり、テニスプレイヤーがラケットを叩きつけるなど、プロスポーツにおける道具をないがしろにする扱いについて、世間では賛否の声があがっています。
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有吉弘行、野球経験者としてグラブの使い方を熱弁
お笑い芸人の有吉弘行さんが9日放送、自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系列)に出演。
テレビ番組の企画で野球のグラブを叩きつけて悔しがったことに対して苦情が寄せられたと話し、反論しました。
この日の放送で有吉さんは、野球に関する話題から、侍ジャパンのドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」について語ります。
「佐々木朗希が打たれた後、悔しい…グローブ叩きつけて”くぅ~”ってやつ。大谷翔平も勝ったときにグローブ、バーッて投げつけたやつ」と自身が感動したシーンを紹介するとともに、「俺、ロンハーとかのピッチングの体力テストでグローブ投げつけたら、すげぇ苦情来るんだけど」と、プロ野球選手らと同じ行動を「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系列)で行ったことによって番組にクレームが寄せられたと明かしました。
クレームの内容については、「道具を粗末にするな」「子供が見てたらマネするだろ」といったものだそう。
これに対して有吉さんは、「じゃあ言え、大谷翔平にも。ああなるんだよ、興奮すると」と反論。
学生時代に野球部に所属した経験から、グラブについて「硬いから叩きつけたり、油塗ったりグチャグチャにしてやるんだよ。何年間も同じグローブ使うんだよ、俺らなんて。友達よ、あれが良いんだよ、野球は。粗末にしてるんじゃない、感情表現なんだよ。野球やってないやつが”道具を粗末にして”って…してないんだよ。大事にしてるんだよ」と熱弁しました。
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野球だけじゃない?!プロスポーツにおける道具をないがしろにする扱いについて
今回有吉さんが話していたように、野球選手がグラブを投げつけるシーンは割とよく見かけます。
この行動に対して世間の声は、
《怒りをものにぶつけている行為はよくありません。ましてや、野球選手にとってグラブは大切なものです。人によっては職人さんに心を込めて作っていただいているでしょう》
《グラブは野球をするときに主にボールをつかむ道具です。グラブがあるから野球ができるのです。グラブは叩くものではありません。大切に使うものです》
と反対派が多くいました。
また、野球だけではなくテニスの試合でもこんなことが起きているのをご存じでしょうか。
テニスの4大大会、ウィンブルドン選手権女子シングルス4回戦で、世界ランク102位の16歳ミラ・アンドレーワ選手がまさかのペナルティを受けて敗れました。
このペナルティというのが、ラケットをコートに叩きつけたという行動です。
ミラ・アンドレーワ選手は足を滑らせた際の不可抗力だと主張しますが、米メディアは「物議を醸す形で終わった」と報じています。
この試合を動画で見た方々は、
《叩きつけたって感じじゃないなあ。滑ったので体勢を整えるのに放したラケットが地面に当たっただけに見えた》
《こういうのって誰の価値観?この人の故意ではないって言ってるけど、仮に故意だったとして何がいけないの?人生かけてやってるんだからラケットを叩きつけるくらいの感情表現は当然じゃない?》
《バランス崩しての、ラケットの離れですよ》
《テニス素人の私から見ると、投げつけているように見える。逆にそうとしか見えない》
《コケそうついでに、怒りで投げたように見える》
《今の若い子はラケットを叩きつけたり、投げたりするのが、それほど悪いと思っていないですね…》
と、賛否の声があがっています。
(文:Quick Timez 編集部)