文:Quick Timez 編集部

『テレビ千鳥』、デニム企画をめぐりデザイナーの柳川荒士さんが怒り心頭「本当に悔しい」

テレビ朝日
画像:時事

「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)」のファッションデザイナーをやっている柳川荒士(やながわ・あらし)さん。

「テレビ千鳥」(テレビ朝日系列)内で、千鳥の大悟さんが柳川さんのブランドのデニムを着た写真とともにインスタを更新しました。

”ブランドイメージを踏みにじられたことが悔しい”とつづるも、コメント欄には「逆に宣伝になったのでは?」「触れない方がいい」などと、疑問を呈する声が寄せられました。

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「テレビ千鳥」のデニムをめぐりデザイナーがブチギレ

小学5年生の頃から父親の影響でボクシングを始めた柳川荒士さん。

プロボクサーの具志堅用高さんに見込まれ、1997年3月17日にプロボクサーデビューを果たしました。

2000年10月19日、スーパーフライ級日本ランカー対決で川嶋勝重にTKO負けを喫し、引退。

引退後は興味のあった洋服販売を経験するとともに、自らジャケットのデザインも始めました。

2003年の秋冬より、ブランド名「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」でデビュー。

身体を締め付けるクールなブリティッシュスーツが特徴で、10代~20代の若者を中心に人気が高まっています。

5月4日放送の「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)”春服を買いたいんじゃ!”という企画内で、千鳥の大悟さんが「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」のデニムジーンズを着用。

そのデニムジーンズは前部分にチャックが2本入っている独特なデザインで、千鳥の2人はチャックをすべて開けるボケをしたり、「正面チャック2枚ち〇ぽ出し変質者」などと表現しました。

これについて柳川さんは、デニムを着用している大悟さんの写真とともにインスタグラムを更新。

「何年もの時間を費やし、社内スタッフ、営業やPR、そして何より工場などの方々の協力を得てブランドのシグネイチャーアイテムへと育ててきたデニムジーンズが、テレビ番組でこのような扱い方をされたことが残念で仕方ない」と痛烈に批判。

続けて、「創設から20年、妥協することなく少しずつ築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬にして踏み躙られた事が本当に悔しい。これからも店頭でこの商品を売っていくスタッフの気持ち、何よりこの商品を買ってくれたお客様の気持ちを考えると本当に心が痛い」と思いをつづっていました。

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投稿に対してコメントが殺到!千鳥を擁護する意見も

この千鳥に向けたインスタの投稿に対し、なんと600件以上ものコメントが殺到しています。

《制作スタッフの神経を疑う》

《商品じゃなく履きこなせない大悟を笑っているんですよ》

といった意見がある一方で、

《こういう投稿されると、逆にここのブランド買う気なくなる》

《この投稿、逆効果だと思う》

《服を着てみてこう思う、ってのは自由なのでは》

と千鳥を擁護するコメントも目立ちました。

”ファッションは自由であり、デザイナーの手を離れたら消費者のもの”という考えを持っている方が様子。

ブランドとしてのPRはできたのかもしれませんが、ある種悪手だったようにも思えます。

同ブランドはこの逆境を乗り越え、これからもオリジナリティあふれるデザインを追求していってほしいものです。

(文:Quick Timez編集部)

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