画像:時事
1月31日に放送された「テレビ千鳥」(テレビ朝日系列)。
ゲストにお笑い芸人のダイアンさんが出演しました。
番組内で真冬の極寒の川(水温6度)で河童の格好をして流れるという「アメトーーク!」でのエピソードを再現し、視聴者からはあまりのムチャぶりに不快だったとの声が殺到しました。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
ダイアン津田、「テレビ千鳥」でカッパの話を再現するも視聴者悲鳴
1月31日に放送された「テレビ千鳥」(テレビ朝日系列)。
ゲストにお笑い芸人・ダイアンの津田篤宏さんが出演しました。
このたび千鳥・大悟さんが真冬の川に津田さんと相方のノブさんを呼び出して発表した企画は「津田のカッパの話がよう分からんのじゃ!!」というもの。
事の発端は、津田さんが昨年放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)内の「東京って難しい芸人」に出演した際、「カッパの恰好をして真冬の川を海まで6時間流れた」というロケの話を披露した所まで遡ります。
千鳥の2人は改めてそのVTRをチェックし、「その画が頭に浮かばんから、ちょっとやってみて」とエピソードトークの再現を求めたというもの。
このムチャぶりを受けて渋々着替えに行った津田さんは「二度とやらへんって決めてたのに!」と半泣き状態。
しかも当時のロケではウエットスーツでしたが、今回用意されていたのは緑の全身タイツ。
まるでカッパのような姿となった津田さんは、急かされて川に一歩足を踏み入れるも、冷たすぎる水に絶叫します。
この日の川の水温はなんと6度。
水風呂の平均温度である17度をはるかに下回り、冷たいを通り越して「痛み」を感じる温度に、視聴者からは
《今回のテレビ千鳥、下手すれば死ぬ内容だったと思う》
《下手したら溺れて死ぬよマジでこれ》
《水温6度はやりすぎてて見てられない》
《いじめだとまでは言わないけど周りの笑い声が少し不快だったな》
《テレビ千鳥いじめの構図にしかみえん》
《危ないよ、流石に。 笑いやん?って言う人は一回冬の川に浸かってみればいい。夏でも真っ青になるのに…》
など、不快を隠しきれずに悲鳴にも近い書き込みが相次ぎました。
危険性が叫ばれる体当たりロケ、安全面では十分な配慮を
昨今、テレビを見る目が厳しくなり、お笑い芸人の体当たり番組は羽目を外すのが難しいといわれるようになってきました。
ですが無理難題に怒り、おじけ付きながらも、必死に挑む姿にはバカバカしさを超えた輝きがあり清々しささえ覚える程。
窮屈な世の中を笑い飛ばすために、明日を生き抜くための知恵や活力が得られるならばと体当たりロケはバラエティで頻繁に放送されます。
その結果、骨折してしまうなどの怪我から放送できずにお蔵入りとなっては元も子もありません。
今回は真冬の川に飛び込むと言う事で、健康体であったとしても身体に相当な負担があった事は明白です。
面白さを追求するのは素晴らしく有り難い事ですが、命あってこその笑いです。
制作側はそこをはき違えぬよう番組づくりをしてほしいものです。
(文:Quick Timez編集部)