画像:時事通信フォト
19日に放送された「CDTV ライブ!ライブ!クリスマス4時間SP」(TBS系列)。
歌手・Adoさんが扮するキャラクターのウタが出演しました。
生歌が聞けなかったことから、がっかりした視聴者の嘆きが書き込まれています。
『CDTVライブ!ライブ!』AdoはCG登場で生歌感ゼロ
19日に放送された「CDTV ライブ!ライブ!クリスマス4時間SP」(TBS系列)。
歌手・Adoさんが扮する劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』キャラクターのウタが出演しました。
この日、ウタはサンタの衣装に身を包み、クリスマス感たっぷりで同作の大ヒットと共に一躍大ヒットとなった3曲をメドレー披露。
しかし、披露されたのはステージこそ他の出演者らと同じですが、センターに立っているのはCGで作られたウタのみ。
江藤アナのウタへ手を振る姿の他、口の動きはとてもリアルだったことから、さもそこにいるかのような演出が見られましたが、生演奏ではなく音源を流しているだけで、同番組のコンセプトである「ライブ」感は皆無です。
ネットには
《AIが歌うとすうっぺらくみえてもったいない》
《ウタというかAdoの音源たれ流しタイム、すっごい冷めるし共演者?の気の使い方とかも不思議な時間》
《ウタめっちゃ歌番組でてるけど音源流してるだけやん。Adoさんが生で歌ってくれるなら話は別だけども。紅白もこれでやんの?なら他のアーティストに譲ってほしいわ。ゴリ押し具合がすごいな》
《CDTVライブライブでやる意味はわからん》
《ウタちゃんたまにはAdoが生歌で歌ってくれよって思うのは自分だけか?》
《結局CD流すだけってこれ楽しいの?》
など、肩透かしをくらいがっかりした視聴者からの書き込みが殺到しました。
Ado、神秘性は高まるが生歌披露が待たれる
今回、ライブではなくCGでCD音源を垂れ流して視聴者をがっかりさせたウタ。
生歌はもちろん、新規収録の曲ではなく、既存の音源が使用されているようなことから落胆の声が目立ちました。
ウタへの同様の指摘はFNS歌謡祭の出演時にもあり、視聴者はライブ感として歌い手といかに気持ちを共有したかという高揚感を味わいたいもの。
Adoさんは「ウタ」として大晦日の「紅白歌合戦」(NHK)に出場予定ですが、そこでも同じような演出となってしまうのでしょうか。
「ウタ」というキャラクターの歌声だけに、CGでの登場は間違いではありませんが、ステージ裏でもいいからその歌声を堪能したいと思っていた視聴者は少なくないでしょう。
顔出ししないことで、神秘性は確実に上がりますが、もうそろそろ「ウタ」の楽曲を歌うAdoさん本人が出てきて本物の声ライブを聴ける日はくるのでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)