文:Quick Timez 編集部

「死ねよ!」人気YouTuber・ぷろたんがタクシー運転手からの暴言被害告白!証拠動画を晒しネット騒然

(※画像はイメージです)

5日に自身のYouTubeチャンネルを更新した人気YouTuberのぷろたんさん。

タクシー運転手による理不尽な「言葉の暴力」に耐えかね、証拠動画と共に報告をしました。

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「死ねよ!」人気YouTuber・ぷろたんがタクシー運転手からの暴言被害告白!証拠動画を晒しネット騒然

5日に自身のYouTubeチャンネル「ぷろたん日記」を更新した人気YouTuberのぷろたんさん。

ぷろたんさんは、カメラを固定させソファーを叩くなど行き場のないストレスをぶつけ「昨日の話なんですけど、とんでもないことが起きました。人生で初めてあんなにキレました。タクシーの運転手にありえないくらいとんでもない暴言をはかれて」などと切り出しました。

普段は温厚な性格だそうですが、それでも「マジで腹が立った」、「ハラワタが煮えくり変えるってこういうことか」というほどに立腹したことを振り返るぷろたんさん。

ぷろたんさんによると、それは女性と食事に行くためタクシーに乗っていた道中に起きたと振り返ります。

「タクシーの中で(女性と)しゃべってたら、いきなり『うっせえなこの野郎、死ねよ』って言われた」、「意味が分からずにフロントミラー見たら、(タクシー運転手が)殺意バリバリの目で(こちらを睨み付けていた)」と回顧。

ぷろたんさんは車中では、声は小さめに「こそこそ話」のように一般的な会話だったと主張します。

「カチンときちゃって、そこから口論が始まって」と、「おれ、マジでキレたりしないんですよ。日常生活で」と強調した上で、理不尽な言葉の暴力を受けたことに納得がいかないよう。

運転手とのやり取りで埒が明かないと判断したことから「ヤバい」として、途中から動画を回し始めたことも明かします。

YouTube本編の中盤では、その際に撮影したという動画の一部を公開し、ぷろたんさんが「何をしたの?俺が」と聞くと、運転手が「独り言だよ」と応じ、ぷろたんが「完全に独り言じゃないじゃん?」と返答すると、運転手が「やるならやってみろよ」などと、売り言葉に買い言葉の泥沼なやりとりが流れます。

証拠動画には双方ともに平和な口調や言葉遣いは一切なく、ぷろたんさんが「なんでそんなにキレてるんですか?」と斬り込むと、運転手からは「ガキが、やれるもんならやってみろ。独り言だよ、ばーか」などのやり取りで、出口はどこにも見つかりません。

衝撃的な動画の反響は大きく、ネットニュースにも取り上げられたことから、投稿後わずか2日で約53万回を超える再生数となりました。

視聴者からは「ぷろたんさんの対応は大人だと思います」、「こんな運転手のために時間と手間を使うのも大変な労力」といった労いのコメントが寄せられていますが、多くは

《ちゃんとクレーム出してストップさせてあげるのが本当のやさしさだぞ》

《本当の優しさは会社に連絡して被害をなくすこと》

《他の人のためにも、今回は会社の方に言ってほしい》

《動画投稿よりも優先すべきなのはタクシー会社への報告》

《クレームというか客観的事実は伝えるべき》

《ぷろたんのそれは一見優しいようで、人でなし行為かなと思う》

など、さらなる被害者を出さないためにも、すべきことはタクシー会社へのクレームであるという書き込みが多数寄せられました。

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動画を晒すのは手段!最善策とは一体!?

自身に思い当たる非がないにもかかわらず、タクシーの運転手からの因縁により一大事にまで発展してしまったぷろたんさん。

ぷろたんさんは、運転手の会社名や名前などについて「今からさらしてどん底にたたき落としてやりたいと思います」と言いつつも、すぐに「嘘です」と撤回し、そのようなことはしないと否定します。

「あの人も指輪してたんで、これ(動画を晒すこと)で職を失って、家族がかわいそう」、「理不尽に言われましたけど、このキレた感情でその人の人生を台なしにするのもどうかなと思った」と、運転手にも言い分はあったのかもと思いを馳せました。

今回は暴力沙汰や警察に通報するまでの事態にはならなかったものの、動画内に暴言の証拠動画を晒したぷろたんさんに問題はないのでしょうか。

証拠動画は途中から録画されていたため、ぷろたんさん側に非はないと主張があっても、ドライブレコーダーでどちらに非があるのかまで確認しなければならず、信憑性に欠けます。

ぷろたんさんは今回のハプニングについて、相手にも人生があることから「人を憎んでも意味ない」、「誰かに言えるネタ話になったなと、プラスにとらえて生きていこうかな」と、一見優しさを感じる心境のコメントで動画を終えましたが、一瞬でもタクシー運転手の顔が映るなど「YouTuber」としての仕事に結びつけるようではお互い様と言われても責められません。

また、相手が(結婚)指輪をしていたことから思いとどまったとも話していましたが、結婚指輪をしていなかったらより騒ぎを大きくしたのでしょうか。

ぷろたんさんは動画を晒して何をしたかったのでしょうか。

晒すことは手段に過ぎず、しかも今回は運転手の顔が映った動画を晒しており、炎上は免れず、この運転手が大きな被害に遭う可能性も否定できません。

自身に非がないのであれば、相手が理不尽に怒りをあらわにした理由は相手しか分からず、それを第三者の目で冷静に判断し、同じことを繰り返さないような段取りを踏むのが誠実な人間です。

先日も、お笑い芸人の西野亮廣さん(キングコング)が、自身のあずかり知らぬところで勝手に婚姻届を出され、あわや既婚者になりかけていたという事案がありました。

西野さんは、婚姻届を出したであろう人物に強い心当たりはあるものの、ネットで晒すことなく、婚姻届(や離婚届)などを、必要書類さえ整えば、第三者であろうとも知らない間に受理できることこそが問題だと発信。

また、その問題行動が結果としてどのような社会的制裁を受けるかにまで言及するなど、考えさせられる内容でした。

今回の件も、暴言はあくまで結果に過ぎず、そこに至るまでの過程が双方に必ずあるはずです。

もちろん、身勝手な暴言は許されるものではないというのが大前提となりますが、もしかすると相手方にも言い分があり、被害妄想が強かったり、幻聴が聞こえたゆえの防衛反応かもしれません。

ぷろたんさんが不快な思いをしたのは想像に難くありませんが、最善策については疑問を呈す結果となり、後味の悪い結末となりました。

(文:Quick Timez編集部)