画像:時事通信フォト
12日に投稿された、テレビ朝日公式のYouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」。
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんが出演し、ネットでは爆笑の書き込みが寄せられました。
オードリー若林、デビュー当時の認知されなかった屈辱的な過去に視聴者爆笑
12日に投稿された、テレビ朝日公式のYouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」。
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんが出演しました。
同局で放送している『激レアさんを連れてきた。』の未公開シーンを放送した今回ですが、これまでの芸能生活で、何をバネにして頑張って来れたか?という質問をされます。
若林さんは、コンビ初のDVDのネット販売の出演者部分を見たら「オードリー 春日+他」となっていたことを告白し、スタジオを爆笑させます。
若林さんは「オードリーだけでいいのに、足して俺を傷つけるな」、「出演者は3人だけなのに(俺は)『他』なんだ」と憤慨した過去を語りますが、動画を見たファンからは
《今じゃ考えられないけど若様(※若林さんの愛称)は「じゃない方」芸人だったんだよな》
《オードリー春日他は明らかに悪意あって草》
《オードリーって、春日と若林のコンビだと思ってたけど、初めてのDVDでは、「オードリーwith若林」だったんだ。。。》
など、「じゃない方」としての哀愁を見事、笑いに転換して大絶賛となりました。
「じゃない方」が立派に認知されるようになった理由
2000年に「ナイスミドル」という芸名で活動をスタートさせたオードリー。
当時は、相方の春日俊彰さんがツッコミで、若林さんがボケを担当で、現在のスタイルとは反対でした。
ネタ番組全盛の時代にあっても、9年もの間テレビに出られず、単独ライブをできる会場もなく、春日さんの住居をライブ小屋として開放するなど、長い下積みを経験します。
その後、春日さんが体力ものの企画に単独で出演し、知名度が上がり始めますが、駆け出しの頃は春日さんの強烈な見た目と印象が凄すぎて、コンビでは目立たない方を意味する「じゃない方芸人」と揶揄されがちだった若林さん。
極度の人見知りも手伝い、スタッフは扱いに困ることもあったそうですが、ラジオやMCの仕事を始めたことで一念発起。
人見知りを克服するためにガールズバーに通ったことを赤裸々にラジオで話すなどして、その本音やオードリーの地下深い闇の部分を覗いたリスナーからは共感の声が続出するようになります。
世間から、印象が薄い存在といういじられ方を若林さんが受け入れたことで、「じゃない方」から抜け出せたとインタビューでも話したことがあり、オードリーはどんどんと売れ始めます。
最初は陰が薄かったものの、徐々に存在感が出て、今ではコンビでもピンでも面白いという強みを持っているオードリー。
「じゃない方芸人」でイジられ、受け入れたことで今があるのですね。
(文:Quick Timez編集部)