10月14日〜17日の間で行われる内村光良さんのコントライブ「内村文化祭’21 満面」にお笑いコンビ・ジグザグジギーのお2人が出演されます。
そこで、当編集部ではジグザグジギーのお2人にお話を伺いました。
本記事では後編と題して、インタビューの後半部分をお送りします。
前編をご覧になりたい方は、こちらから。
ジグザグジギー宮澤、内村光良をめぐり「やりやすいなと思った」
ーー特に席順のネタなど、かなり作り込まれているように感じました
池田さん:あーそうか。だからあれも奇跡ですよね。本当最初はなんだっけ?
宮澤さん:しりとりになってって自分の名前だけしりとりが成立せずに、盛り上がっちゃって焦るみたいな。
そこまでは一発目に考えたんだと思います。
池田さん: そこから、そうですね、奇跡的に仕上がってく感じですね。
宮澤さん:なんとなく覚えています。
単独ライブのネタ合わせをやっていて、なーんかネタが思いつかないなって思って。
2人でいるより1人で考えつくこともあるので、1人で駅前の喫茶店に入って。
結構わりと短時間で閃いて、すぐ店出て伝えたような記憶がありますね。
「なんかいいの思いついたんだけど」って話したら、「ああいいね」ってなって、ホワイトボードに名前を書き出してしりとりが成するように。
その場で作り始めた記憶がありますね。
ーーそんなに短時間だったんですね?
宮澤さん:そんな長時間かけて考えるようなネタじゃなかった気がします。
そっから完成するまでは、嵐のメンバーになってとか思いついたのはもっと後ですけど、とりあえずしりとりで繋がって奇跡的に繋がっていうところまでは思いついたような気がします。
ーーネタは共作で作られているんですか?
池田さん:そうですね、2人で。宮澤が基本は案を持ってくることが多いですね。
僕は僕で、台本は僕が書いているんですけど。
僕は自分で思いついたらそこで書いちゃって。2人で集まるときは、宮澤も。
宮澤さん:僕がいくつかネタを持っていって、これいいかもねって思ったのがあれば2人で話て膨らませて、最終的に書き上げるのが池田ですね。
ーー直近の目標や将来考えていることはありますか?
池田さん:もう、落ちたてホヤホヤなので「キングオブコント」。だから「キングオブコント」の決勝に行きたいですね。
宮澤さん:準決勝の舞台も久しぶりに行けたんですよ。
ネタがイマイチで敗退していったっていうならあれですけど、わりと手応えがあっての敗退だったからっていうのもあって…。
悔しさと、でもどこかに戦えるぞっていうのもあったので。
また1年かけていいネタを作って、来年「キングオブコント」に向けて頑張っていきたいなとは思ってますけどね。
ーー将来的にコンビとしての立ち位置はどうでしょう?
池田さん:そうですね、できることだけしっかりやってネタ作って、準備だけしてって感じですかね。
あんまり話さなくなりましたね、こうしてこうってことは。
でもネタは2人でやりたいですね。
宮澤さん:そこですね、やっぱりネタですね。
池田さん:まぁとにかくウケたいですし、笑い声は欲しいですね。
別にお金貰ってなくても、ウケ続けてたら続けてる気がするんですよね。
逆にお金貰ってネタやって、ウケてなかったらやらないだろうなって思っちゃいますよね。
今辞めてない芸人もウケてるから辞めてないんだろうなって。
どんなにテレビに出てなくても、ネタが終わって舞台が暗転した時の高揚感みたいなのがあって、暗転したら袖までの歩いている感じが生きてるなって。2、3秒ですけど。
宮澤さん:暗視カメラで見るとすごいドヤ顔してますけど(笑)。
池田さん:してるよね。
ーー最後に来月に行われる内村文化祭について、意気込みをお伺いできればと思います。
池田さん:3年ぶりになるのかな?2018年にも出させていただいてるんですけど。
本当に内村さんとご一緒できるのがめちゃめちゃ光栄ですし、何か吸収したいというか…。
なんですかね、まだ内村さんと一緒に入れるっていう幸せの方が強いですかね。
僕はですけど、お客さんの前でできるっていうよりかは、内村さんと同じ空間に入れるっていう喜びの方が強いかな。
宮澤さん:前回も内村さんと2人っきりみたいな芝居のワンシーンとかで、内村さんと僕が酒を飲み交わすみたいなシーンとかあって。
だだっ広い舞台で2人きりで演じているわけですよ。
それが目の前に子供の頃から見ている内村さんがいるっていうのが、千秋楽まで慣れなかったですもんね。
「あー、俺ウッチャンとやってんなー。芝居してんのか」って夢見心地みたいな?
本当に不思議な感じですよね。
池田は池田で2人っきりでコントやったりとかもしてて、それもなんか、袖から見てても不思議な光景だなって思って。
池田さん:一番最初も2人っきりでタクシーのコントやるんですけど。
この前、「キングオブコントの会」をやってたじゃないですか?
それ見て、松本さんと小峠さんの2人きりでコントをやってる姿を見て、「俺こんなの無理だろうな」って思いながら見てましたけど。
「あ、そういえば俺内村さんと2人でコントやってるわ」って思って。
「あれ?行けそうだな?」みたいな。それぐらい感慨深いものはありますね。
宮澤さん:やっぱり、後はいろいろお芝居の演じ方の指導とか丁寧にわかりやすく言ってくださるので、変に緊張もさせないようにほぐしてくださるので内村さんやりやすいなーって。
こんなんいうのもあれですけど(笑)。
いやー優しい方だよね?嫌いな人いないんじゃないですかね、内村さんのこと。
僕らぐらいの後輩ですらも優しいので。
ーー前回を経験していても、今回も夢見心地な感じですかね?
宮澤さん:それは同じだと思いますね。
池田さん:そうですね、稽古が楽しみです。
ジグザグジギープロフィール
名前(左):宮澤 聡(みやざわ さとし)
生年月日:1984年5月17日
血液型:A型
出身:東京都台東区
学歴:学習院大学卒業
趣味:プロレス観戦、プロレスラーのサイン収集、飲食
名前(右):池田 勝(いけだ まさる)
生年月日:1981年12月11日
血液型:B型
出身:神奈川県横浜市
学歴:明治大学卒業
趣味:スキューバダイビング、スターウォーズ、映画ドラマ鑑賞
お笑いコンビ・ジグザグジギー。独特の視点から繰り広げられるコントを武器に、2013年と2016年ではキングオブコントの決勝に進出。
2014年には、NHK「オンバト+」で第4代チャンピオンとなるなど輝かしい実績を残しており、多方面で活躍をしている。
「内村文化祭’21 満面」の詳細
ジグザグジギーの2人も出演をするという「内村文化祭’21 満面」。
同ライブは、マセキ芸能社の先輩にあたるウッチャンナンチャンの内村光良さんが、 「ただ、今やりたいことのオンパレード」を実現するライブです。
「1年間、自分が経験したもの、体験したものを出す」場として、 2017年より過去4回にわたって行ってきました。
定番となる演目は、 オープニングとエンディングを飾る歌や、 内村ダンサーズと共に踊るダンス、 内村さん1人での実録コント(漫談)、ゲストを交えたコント(劇)などです。
今年57歳となった内村さんがやりたいことを純粋に追求し、 「とにかくお客さん、ついてきて下さい!」と、全力で演目に取り組む姿を“生”で楽しめる唯一無二のライブです。
タイトル:「内村文化祭 ’21 満面」
出演者:内村光良、松本妃代 (ソニー・ミュージック・アーティスツ)、勢登健雄、ジグザグジギー 、ルシファー吉岡、しゃもじ、内村ダンサーズ
日時:2021年10月14日(木)〜17日(日)
10月14日(木)
18:00開場/19:00開演
10月15日(金)
18:00開場/19:00開演
10月16日(土)
13:00開場/14:00開演
17:00開場/18:00開演
10月17日(日)
13:00開場/14:00開演
料金:¥7,500(税込・全席指定席) ※未就学児童入場不可 ※車椅子でお越しのお客様は、事前に問い合わせ先までご連絡ください。
会場:日本青年館ホール
住所:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-1
チケット:マセキライブサークル、チケットぴあ、イープラス、ローチケ
(文・取材:YUICHI IGARASHI)
(写真:RYOSUKE MAEJIMA)