画像:時事
5日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
コメンテーターの松本人志さん(ダウンタウン)が自身の引き際についてコメントしました。
あまりにも突然の出来事でスタジオにいる出演者らが唖然とする空気の中、視聴者からも様々なコメントが寄せられました。
一体、どのような番組内容だったのでしょうか。
松本人志、自身の引き際を語り視聴者からの反応様々
5日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
コメンテーターの松本人志さん(ダウンタウン)が自身の引き際についてコメントしました。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が8月に「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議対象とすると発表したという話題。
松本さんは、佐々木恭子アナウンサーより「気になりますか?こういう声が上がっているということ自体は」と尋ねられると「ぼくはもう本当にいいんです。数年で辞めるんで」と普段と同じ口調で話し周囲を唖然とさせます。
この日、夏休みを取ったMCの東野幸治さんの代わりを務めていたロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは、あまりにも突然に発せられた一大事に言葉を失いますが、松本さんは遠慮する事なく「数年で辞めるよ。辞めます辞めます」と強調。
続けて「この後に出てくる人のことを考えると、やっぱりね。選択肢は広い方がいいのかな」と本題の趣旨に沿った自身の考えを語ります。
突然、自身の引退を言及したことについて視聴者からは
《それはそれで美学なのでいいのでは?ズルズルと世の中の感覚とズレてきてもMCをやり続けるよりいいのでは?》
《松ちゃんの人気は続くと思うけど、気持ち的にはやっぱりついていけてない感じがするのではないかな。》
《優秀な人は引き際も美しいはず》
など、同意する人や辞めないでほしいと願う人、辞めたあとはどうなるのか気になる視聴者からの書き込みが多数寄せられました。
松本人志、引退はずっと考えている事?
今回、あらぬところから自身の引き際について口から出てしまった松本さんですが、自身の引き際について語ったのはこれが初めてではありません。
松本さんが30代になりたての1994年に出版された自身のエッセイをまとめた「遺書」(朝日文庫)では、「ピークは、まあいって40じゃないですか。そのあと(中略)引退ですね」と記していましたが、引退する事なく還暦が目の前に迫った今でも第一線で活躍しています。
もちろん、引退を想定していた40歳がピークではなくその後も自身の笑いが世の中に向けても負けていないと自信があった故に、現在でも芸能界でお笑いに挑戦しているのでしょう。
他にも、今年1月には同番組で65歳くらいでの引退を設定していると語り、視聴者をザワつかせたことも。
本題については、後輩を思いやりつつ締め付けが厳しくなりすぎないことを願ったものの、どこか他人事のように語った松本さん。
これからの時代は後輩が作り上げていく事で、自身はやりきった思いが画面からは伝わってきました。
もはや、仕上げに入りつつあるのでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)