文:有馬翔平

EXIT兼近、小山田圭吾イジメ騒動を非難もネットの声には疑問「何をしてほしいのか」

兼近大樹
画像:時事

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過去、音楽誌のインタビューに壮絶ないじめを告白していたミュージシャンの小山田圭吾さん。

来月開催のパラリンピック開閉会式の制作スタッフに選出されていることが判明すると昨日、SNSを中心に非難の声が上がりました。

するとこの問題を特集した15日の「Abema Prime」(AbemaTV)で、EXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。

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EXIT兼近大樹、小山田圭吾騒動の批判に疑問「何をしてほしい」

15日、東京パラリンピック開閉会式の制作スタッフでもあるミュージシャン・小山田圭吾さんが過去に壮絶ないじめの加害者であったことが問題視されていることを特集した「Abema Prime」(AbemaTV)。

SNSで注目されている問題に、EXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。

同日、SNSで話題となった小山田さんによるいじめ問題。

小山田さんは今から20年以上前に発売された音楽誌で、学生時代に障がいを持つ同級生らに自慰行為を強要したり、排泄物を食べさせるなどの暴行を加えていたことを明かしていました。

そのことが「パラリンピックの理念にふさわしくない」と非難を集めたことに、相方・りんたろー。さんは「今を見ずに過去の彼に石を投げることが正しいのか」と非難する声にも疑問を抱いたよう。

一方、兼近さんは「過去を含めて今に繋がってる」と過去がある上で現在があることを主張し、「過去を背負ってけよっていう派」と小山田さん過去に犯したいじめを批判しました。

しかし一方で、20年以上前の雑誌を引用して非難するネットの声に対しては「この状況でこのこと言ってる人たちは何をしてほしいのか」と疑問を提示。

「その人たちが騒ぐことで今後何が変わっていって、騒いでる人自身はどういう変化をもたらしてどういうことができるのか気になる」、「何のために一人一人が、過去こういうことしていたと叫んでいるのか知りたいとは思いました」と、批判の声が求めることにコメントをぶつけました。

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「さすが」「選手のことを考えろ」…兼近の一言に賛否相次ぐ

小山田圭吾さんが過去に犯したいじめについて、「過去を含めて今に繋がってる」と拭いきれないと批判した一方で、「何をしてほしいのか」とネットの非難にも疑問をぶつけた兼近大樹さん。

すると番組を観ていた視聴者は兼近さんのコメントに対し、

《結局は今の本人次第だよね。今、本人がどう思ってるかによってずいぶん変わってくると思う。冷静に判断できる兼近さん、良きです》

《やってたことはエゲツナイことばかりだけど、まあ今さら感はあるよね》

と、賛同する声が寄せられていました。

しかし、一方ではこのような意見も。

《これが、じゃれつき合いなら許せのかもしれないが、排せつ物食わせたりするのって下手すると強姦よりもひどくねえか?それを批判するのは当たり前だと思うのだが…俺が間違ってる?》

《障がいのある人をいじめてたヤツが、パラリンピックに携わるって普通に考えたら筋通ってないだろ。選手のことも考えてみろよ》

《被害者はそれを一生背負わなくてはいけないわけで、その傷を負わせたヤツは、批判されて当然だと思うのだが。批判も目的がなければ言ってはいけないのか?となる》

と、批判は「当然」と兼近さんのコメントに異議を唱える声も上がっていました。

SNSで物議をかもしている小山田圭吾さんによる過去のいじめ騒動。

しかしその批判の声には様々な見方があるようです。

(文:有馬翔平)