画像:時事通信フォト
政府の分科会会長・尾身茂氏からも「普通ではない」と発言が飛び出した東京オリンピック。
開催まで残り49日と迫る中、東京五輪公式映画監督・河瀨直美さんが4日の「スッキリ」(日本テレビ系)に登場すると有観客での開催に向けて「議論」を要求しました。
すると、無観客開催派の加藤浩次さんと熱く火花を散らす事態に。
加藤浩次、オリンピック関係者・河瀨直美と対立「否定的な人は乗ってこない」
4日、東京五輪公式映画の監督である河瀬直美さんが登場した「スッキリ」(日本テレビ系)で、MC加藤浩次さんが河瀬さんと対立するというシーンがありました。
開催まで残り49日となった東京オリンピック。
しかし、政府の分科会会長・尾身茂氏からも「パンデミック下での開催は普通ではない」と苦言が呈されるなどいまだ雲行きが怪しい状況が続いています。
そんな中オリンピックの関係者である河瀬さんはこの日、「組織委員会の人たちが何をしているのか情報が出ていない、上手く伝わっていない」と指摘。
「私たちの生活が脅かされている不安と、それからその不安をオリンピックにぶつけるという不満は少し住み分けなければいけないと思ってます」とコメントし、「討論会もどんどん公開してやった方がいいと思う」と要求しました。
さらに、有観客での開催についても「観客はアスリートにとっていらっしゃった方がいい」と強調し、開催できるよう「みんなで話し合ってください」と発言しました。
すると、この河瀬さんの一連の発言に加藤さんが「開催するのであればこういう風に感染対策をしますと言わないと、否定的な人は乗ってこないですよ」と厳しい表情。
しかし、河瀬さんは「人流が起こってしまうというのは今もそうですよね?」と、東京・銀座を例にオリンピックが開催されずとも人流が発生していることを指摘。
「これはなんで抑えられてないんですか?」と加藤さんに詰め寄り、「人流が起こっているのは国民の意識の問題」と結論付けオリンピックと感染増加の因果関係を否定しました。
「かわいそうになってきた」加藤にエール相次ぐ
4日の「スッキリ」で、オリンピック開催を巡って対立した加藤浩次さんと河瀬直美さん。
その後も対立は続き、河瀬さんが主張した銀座の街の人流とオリンピックの関係についても加藤さんは「それで僕はオリンピックに人を入れていいという論理にはならないと思うんだけど?」と反論。
最終的に河瀬さんが「その人たちの意識が『自分たちのせいでオリンピックがダメと言われないようにしよう』となってくれたら、外で飲み会とかしない」と、国民の意識が変わる「何か」があればいいと主張し特集を終えました。
これを受け、視聴者は「議論が起きてくれてよかった」とポジティブに受け取る声が散見される中、最後まで抽象的だった河瀬さんへの反発が多数。
「放送事故じゃないの?これ。不愉快な表情で同じことずーっと繰り返してたよね。 内容ないのに、お気持ちだけアツく語る人ってTV出しちゃダメだろ」
「スッキリもう放送事故でしょ」
「なんか『スッキリ』観てて、加藤さんがかわいそうになってきた。人に意見を押し付けて自分が一番中途半端じゃん」
などと、いらだちをぶつけられている加藤さんへ同情とエールの声も相次ぎました。
開催まで期日が迫っているのにもかかわらず、政府と国民の間で意識の乖離がある東京オリンピック。
視聴者はオリンピック関係者としてスポークスマン的な意見を期待していたのかもしれません。
(文:有馬翔平)