画像:時事
昨年4月に新型コロナウィルスに感染したことが原因で亡くなった岡江久美子さん。
その岡江さんの娘である大和田美帆さんが4日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演すると岡江さんの最期について赤裸々に告白。
すると、岡江さんからの最後のメッセージを涙ながらに語りました。
大和田美帆、母・岡江久美子さんの最期の言葉を語る「いつも強がりな母が…」
4日、昨年4月に新型コロナウィルスが原因で急死した岡江久美子さんの娘である大和田美帆さんが「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。
岡江さんの最期について涙ながらに明かしました。
昨年4月初めに体調の異変を訴えた岡江さん。
異変を訴えてから数日後の4月6日、新型コロナウィルス感染が判明し入院して治療を受けることが告げられたのだそう。
さらに病状も芳しくないことから人工呼吸器を装着することになると、岡江さんは夫である大和田獏さんに「10日間くらい眠り続けるらしい」と連絡しました。
その時、岡江さんが連絡したメールの内容について「いつも強がりな母が父のメールに『不安だな』って言ってたみたいで『でも目が覚めた時元気だったらいいな』って」と同番組で明かした美帆さん。
また「それで父が『美帆に何か伝える?』って聞いたら、『いいや。心配しないでって伝えておいて』というのが最後」と、メールの中で岡江さんが自分に残したメッセージも口にしたのでした。
最愛の母の最期に「外出してる人に聞いてもらいたい」
昨年急死した最愛の母が残したメッセージを、「徹子の部屋」で明かした大和田美帆さん。
その後、17日間治療を受けるも岡江さんは回復せず4月23日に亡くなりました。
しかし、病院に駆け付けられなかった美帆さんは大和田獏さんからの電話で最愛の母の死を知り、また「母が帰ってきたのもワイドショーで知りました」と、遺骨が自宅に帰った際もテレビ番組で把握したのだそう。
ただ美帆さんは母の死に対し「みなさん『かわいそう、かわいそう』って言われるんですね。でもこの1年、かわいそうだったのかと」、「もっともっと生き方は素敵だったし、性格は明るかったし…あまりかわいそうというのも違うのかな」と、岡江さんに対する「かわいそう」という意見は否定しました。
すると、涙を流しながら母の最期を語る美帆さんの姿に、視聴者も胸を打たれたようで、
「コロナの恐ろしさ、遺された家族の辛さ…実の肉親でなければわからないことがあるんだなあ」
「自分の親が死んだら…と想像するとゾッとする。。大和田美帆さんの話を聞いて想像するだけで悲しくて涙があふれてくる。自分も親を大切にしよう」
「大和田美帆さん、岡江さんのこと、思い返して話すのツライだろうなあ。5、6件たらい回しになったのかあ。今レジャーに外出してる人たちに聞いてもらいたい」
「もらい泣きしてもーた。みんなかわいそうって言うが、母の人生が必ずしもかわいそうだけじゃない」
などと、美帆さんの言葉が反響を呼びました。
岡江さんの訃報から1年経過した現在も流行は収まっていない新型コロナウィルス。
岡江さんのような出来事が今全国で発生していることを今一度、私たちは見つめ直す必要があるのかもしれません。
(文:有馬翔平)