画像:時事
来週末で放送22年の歴史に幕を降ろす「とくダネ!」(フジテレビ系)。
放送数も残り8回となった17日、番組MCの小倉智昭アナウンサーと「水と油」の関係である社会学者・古市憲寿さんが対談に臨み、胸襟を開いて言葉を交わし合いました。
すると、小倉アナと古市さんの過去の衝突にとある「裏話」が飛び出す事態に。
小倉智昭、古市憲寿がスタッフにかけられた言葉に驚き「誰だよ言ったの!」
17日、来週末の最終回まで残り8回と終わりが近づいてきた「とくダネ!」(フジテレビ系)で、番組MCの小倉智昭アナウンサーと、同番組コメンテーターの社会学者・古市憲寿さんが対談に臨む様子が放送されました。
この日、「誰が呼んだの古市を。『とくダネ』に」と対談の冒頭で番組出演のきっかけについて古市さんへ質問をぶつけた小倉アナ。
すると、古市さんは「僕、実は1回お断りしてるんですよ。『とくダネ』のコメンテーターにどうですかって」と、オファーを断っていたことを明らかに。
しかし、「ちょっと小倉さん、熱さが強そうなので遠慮しておきますとお断りしたんですよ」、「脂ギトいというか、相性があんまり合わないんじゃないかなって」と、小倉アナと相性を不安に思って断ったのだとか。
それでも「1回フジテレビに来ませんかって言われて」と、スタッフの熱意に押されて番組出演しました。
そして対談では、古市さんが初めて登場した9年前の放送も流れ「僕はわかんないですね。都内で雷鳴っていたことくらいしかわからないですね」と、静岡県内でのゲリラ雷雨に素っ気なく回答する古市さんの姿が映りました。
あまり今のスタイルと変わらない様子に「5秒の中でいかにアクの強いことを言えるのか。そればかり考えてるでしょ」と、小倉アナも苦笑い。
ただ、「スタッフの方に言われていたのが、小倉さんって角度をつけて質問聞いてくるじゃないですか。それは無視していいですって。『小倉さんの質問は流して自分の言いたいこと言っていいですよ』って言われてて」と、古市さんが当時スタッフに指示されていた内容を暴露すると、「誰だよ言ったの!」と小倉アナは声を大きくして反発しました。
『水と油』の対談に「寂しい」
番組最終回を目前にして、初めて対談を行った小倉智昭アナウンサーと古市憲寿さん。
一見不仲そうに見えても、実のところ気の置けない間柄である2人の対談に「面白い」、「ずっと観てられる」と番組を観ていた視聴者は大喜び。
その一方で、
「小倉さんと古市さんの対談面白すぎるね。とくダネ終わるのちょっと嫌だな」
「小倉さんと古市さんはハタから見てて相性抜群で面白かったし、とくダネ終わってもこの2人で別番組作ってほしい」
「今日のとくダネ!小倉さんと古市さんの対談とかいう嬉しすぎる企画やってて家出るのギリギリまで延ばしたwwあー終わっちゃうの寂しいな…」
「小倉さん、小さいころからTVに出ているの見てました。この時間帯に小倉さんを見られなくなるのはさみしいです。古市さんと小倉さんの掛け合い話、見られなくなっちゃうんだね…」
と、番組が終了してしまうことを惜しむ声が広がりました。
過去、これまで幾度となく放送で衝突した小倉アナと古市さん。
22年間の放送の歴史の中で9年間続いた両者の関係を、楽しみにしていた視聴者は多かったようです。
(文:有馬翔平)