画像:時事通信フォト
14日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
演出家の金谷かほりさんが出演しました。
番組内で、いじめを容認するような趣旨の発言をしたところ、視聴者から批判の声が殺到しました。
一体、金谷さんは番組内でどのような発言をしたのでしょうか。
演出家・金谷かほり、「ワイドナショー」でいじめ容認発言?
14日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
演出家・金谷かほりさんが出演しました。
金谷さんは同番組初登場ながらも、USJなどのテーマパークやB’zなど日本を代表するアーティストのライブを演出してくるなど素晴らしい経歴の持ち主です。
番組内では、女性蔑視発言で叩かれ辞任した東京オリ・パラ組織委員会の森元会長について「女性蔑視は確実にある。日本の中でも女性の立場がいまいちというところがまだまだある。森さんが辞任するのは当然」と発言。
MCの東野さんは「集団いじめじゃないかという声もあるが、この報道は当然か?」と返したところ、金谷さんは「当然だと思う」など、まるでいじめられることは仕方のない事とも取られかねない発言をしました。
一方で、バレンタインの女性からチョコレートを贈る事についてはまったく疑問を持たない発言をするなど、一貫していないフェミニズム発言に視聴者からは
《金谷しほり、テレビしかみてないんだろうな。フェミっぽくて吐き気がする》
《金谷かほりって何人?独身?田嶋陽子とスタンスは同じ?気持ち悪い》
《金谷さんのガチガチの考え方苦手。》
《金谷とかいうおばはん老害すぎて草》
《金谷って、自分自身も差別発言してるのに気がつかないのかな?》
など、批判が殺到しました。
日本のバレンタインはなぜ女性から?
金谷さんは、他にも同番組内にて「今日のバレンタイン、番組スタッフには全員に本命ですと言って(チョコレートを)渡しました」と発言しています。
バレンタインデーの由来は諸説ありますが、日本では女性が思いを寄せる男性にチョコレートを渡し、愛の告白をするのが一般的です。
欧米などでは、恋人たちが互いにプレゼントを渡し合うなどにホントは逆で、男性から女性へプレゼントする事が多いイベントとして知られているバレンタインデー。
「日本の中での女性蔑視は確実にある」と発言した金谷さん。
しかし、バレンタインで世の慣習に倣い、プレゼントを購入し配るなど、自身の中でどこか男性の優位性を認めている部分があるのではないでしょうか。
幕末や明治時代など、どっぷりと男性優位かつ男性上位だった時代を経て、それらを感じ取り育った読者の皆さんは、男性が優位であるとは認めないまでも、心のどこかでそれらを何となく受け入れてしまっているのかもしれません。
男性と対等で幸せな関係を築くためにも、「バレンタインて女性から男性にチョコレートを渡すだけでいいのかな?」と考える事が、この国が本当の意味で成長する事の一端を担う事なのかもしれません。
(文:Quick Timez編集部)