文:有馬翔平

ブラマヨ吉田、森喜朗氏をめぐるメディアの『切り取り』報道を問題視…勇気ある訴えに称賛の声

吉田敬

画像:時事

先日、聖火ランナーや女性蔑視と受け取られた失言を連発し急遽謝罪会見を開いた森喜朗氏。

その謝罪会見の様子を昨日に引き続き9日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)が取り上げると、番組コメンテーターのブラックマヨネーズ・吉田敬さんが連日の報道に疑問を投げかけました。

すると吉田さんのコメントに多くの視聴者が反応、「勇気ある行動に拍手」と賛辞が広がっています。

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ブラマヨ吉田敬「全然報道されない」森喜朗騒動でメディア批判

9日、先週連日口にした失言によって批判が高まり謝罪会見を行った東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗氏を「バイキングMORE」(フジテレビ系)が取り上げ問題点を振り返りましたが、長引く森氏への批判に番組コメンテーターのブラックマヨネーズ・吉田敬さんがある「疑問」を投げかけました。

「人気タレントは田んぼを走ればいい」、「女性は競争意識が強い」などという趣旨の発言が問題視され非難が相次いだ森氏。

記者会見の会場に集まった記者らと質疑応答で苛立った様子を見せると、「反省していない」、「逆ギレ会見」などさらなる批判を招いたのでした。

この日、昨日に引き続き森氏への批判、会長職の辞任の声が高まっていることを伝えた「バイキングMORE」。

大会ボランティアの辞退や、大会組織委員会関係者の擁護などに焦点が当てられコメントが求められた吉田さん。

すると「女性とか関係ないやん、男でも長い人おるし」と森氏の発言に違和感を覚えたものの、吉田さんは「差別だとまではいかなかったですね」と失言と思わなかったことを告白。

そして「その後『JOCの女性委員はしっかり話す』、『女性のいうことはいつも的を得ている』までおっしゃってるじゃないですか。でもそこは全然報道されない」と日本の報道が偏っていることを指摘したのでした。

また、現在まで批判の声が続いていることには「ちょっとコロナのイライラをぶつけているのかなって思いますけどね」と、コロナストレスの影響であることを指摘したのでした。

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ブラマヨ吉田のメディア偏向報道批判に拍手喝采…「勇気ある行動を称えよう」

1週間経ってもなお続く森喜朗氏への批判に対し、「そこは報道されない」とメディアの切り取り報道とコロナストレスが原因であることを指摘した吉田敬さん。

すると吉田さんのコメントに番組を観いていた視聴者は大盛り上がり。

「吉田さんはほんま関西の誇りやで」

「ほんとここずーーっと森一色でもはやイジメだと思ってたよ。吉田さんのコメントはスカッとしたなあ」

「吉田が差別と言われる危険もあったのによく言った!勇気ある行動を称える!」

「ブラマヨ吉田が当然の発言。発言を切り取って叩いている風潮の方が怖いわ」

「今回大問題になったのは全部マスコミのせい!」

「台本なのかもしれないけど、いつも吉田さんのコメントは安心する」

「吉田を同じ考えで嬉しい。最近のワイドショーはイジメみたいだった」

などと吉田さんのコメントへ賛辞が多数集まりました。

「森会長の謝罪会見直後あたりから、メディアの切り取り報道を指摘する声はSNSを中心に上がっていました。また謝罪会見後の森会長と記者とのやり取りも『記者が悪い』と食い下がる記者の態度を問題視する声もありました。昨年12月のアンジャッシュ渡部さんの会見でもメディアに批判が集まりましたが、この騒動は記者会見でのメディア側の態度を見直すタイミングでもあるのでしょう」(芸能ライター)

森氏の批判とともに、メディア側の問題点も上がっていた一連の騒動。

報道側のマナーについても真剣に考える時期に差し掛かっているのかもしれません。

(文:有馬翔平)