文:有馬翔平

神田愛花、森喜朗氏への抗議をめぐる発言に視聴者あきれ顔「失礼だし差別」「報道番組に出ないでほしい」

TBS
画像:時事通信フォト

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失言が相次いでいる森喜朗氏を8日の「グッとラック!」(TBS系)が取り上げると、番組コメンテーターのフリーアナウンサー・神田愛花さんがコメントを述べました。

しかし神田さんの発言に視聴者が反発、「報道番組に出ないでほしい」と怒りの声が広がっています。

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神田愛花「一番政治家が長い」森喜朗氏の失言に抗議

失言を重ねた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗氏が先週に謝罪会見を急遽行ったことを議題に挙げた8日の「グッとラック!」(TBS系)で、番組コメンテーターのフリーアナウンサー・神田愛花さんがコメントを述べました。

「人気タレントは田んぼを走ればいい」、「女性は競争意識が強い」など発言をしたことで世論からの批判に晒された森氏。

特に後者の発言はオリンピック憲章に違反しているとして大手海外メディアにも大々的に取り上げられ、世界各国からバッシング招き、日本国内のジェンダー意識の薄さを露呈することとなりました。

この件で森氏は謝罪会見を開き発言の撤回をしたものの、会場に集まった記者らとの質疑応答で「面白くしようとしている」などと苛立った様子を見せてSNSを中心にさらなる非難を招いたのでした。

また、組織委員会の女性は「わきまえている」との発言によってネット上では「#わきまえない女」という抗議のキャンペーンも見られ、著名な女性らも参加。

多くの女性から声が上がっていることにコメントを求められた神田さんも、「『わきまえている』というのも忖度に取れる」と賛同。

そして「正直、アナウンサーの立場から言わせていただくと色んなジャンルの方が集まった時に一番話が長いのは、政治家の人だったりする」と反論。

「性別で話が長いと関係ない。そういう思い入れとかに関わってきますから」と主張しました。

ただ、神田さんは今回の状況を「日本でも声が上がってくるというのは大きな一歩」と評価し、「声を上げるプラス何かが必要」とカメラに訴えました。

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神田愛花の発言に視聴者イライラ…「報道番組に出ないでほしい」

森喜朗氏の発言に多くの女性から抗議の声が上がっていることに対して、「一番話が長いのは政治家」と指摘した神田愛花さん。

手厳しい意見にリモート出演していた橋下徹氏も笑い声を漏らしましたが、番組を観ていた視聴者は神田さんの発言に不満を募らせたようで、

「日本の政治家を貶めるのはやめろ。もう報道番組に出てほしくない人」

「スタジオからの嘲笑…これも差別にあたるんじゃないの?それについては何か言わないの?」

「とにかく失礼だし差別」

「神田愛花が余計なことばかり言うから女性蔑視がなくならないんだよ」

「まあこの間、首相の答弁は短いとか言い合ってたし、改善されたんじゃないの?」

「女性代表ヅラされるのがキツイ…私は別に何も思ってないけど?」

などと神田さんに反発する声が上がりました。

なぜ、スタジオ内と視聴者の間で神田さんへの反応が異なるのでしょうか。

「神田さんは先日、菅義偉首相の国会での答弁が伝わりづらいと指摘されていた際に『グッとラック』内で滑舌が悪いとコメント。その発言が『首相をバカにしている』、『地方出身者への差別』などと批判を受けたことがありました。森氏の発言は到底受け入れられるものではありませんが、やはり過去に身体的揶揄とも受け取る発言をしていたことが今回の批判につながっているようです」(芸能ライター)

森氏の発言から「一本」取る形となった神田さん。

しかし過去に女性蔑視でなくとも差別的発言をしていた人物の意見は受け取ることができないと、視聴者は判断したようです。

(文:有馬翔平)