画像:時事
新型コロナウィルス新規感染者増加に歯止めがきかない状況に陥った首都圏1都3県。
明日から緊急事態宣言が再発令される見通しとなった詳細を伝えた6日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、番組コメンテーターのおぎやはぎ・小木博明さんが罰則をちらつかせている政府に対して厳しい言葉で批判するシーンがありました。
その言葉に視聴者からも多数の反応が寄せられました。
おぎやはぎ小木博明、罰則準備の政府を「独裁者」と批判…
6日、新型コロナウィルス新規感染者増加に歯止めがきかない首都圏1都3県に緊急事態宣言が再発令されることを扱った「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、番組コメンテーターのおぎやはぎ・小木博明さんが政府の態度を厳しく批判するシーンが。
今月2日、東京都知事・小池百合子氏をはじめとする首都圏県知事らによって政府に要請された緊急事態宣言。
明日発令される見通しとなりましたが、昨年4月に出された緊急事態宣言と比較すると、映画館やスポーツジムなどは制限がかけられることがなく、飲食業のみが夜8時までに時短営業が要請されることに。
さらにこの日、同番組は要請に応じない店舗に対し、店名公表の罰則を検討している政府与党の発言を紹介、飲食店の反発や橋下徹氏の政府批判の声を取り上げました。
「罰則もあるという気合をかける」、「(特措法の)45条第2項の改正を検討している」などと罰則強化へ乗り出した政府の発言を受けて、小木さんは開口一番「独裁者がやることだなって思った」と痛烈に批判。
さらに「とうとう日本もここまできたかという恐怖を感じますね」、「どんどん悪くなっていきますよね日本が」と、店名公表によって自身の手を汚さず市民に正義感を振るわせようという政府の思惑を推測したのです。
小木さんのコメントに相方である矢作兼さんも「超怖い」と、政府の発言に嫌悪感を表し、さらに政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏も「社会を分断しかねない」と危機感をあらわにしていました。
おぎやはぎ小木博明、政府の『独裁者』呼びに視聴者「嬉しい」
飲食店に対し罰則を設ける準備を進める政府に、「独裁者」と批判した小木博明さん。
この小木さんのコメントに、番組を観ていた視聴者も反応。
「いつもふざけてるのに今日は笑いなしだったな」
「独裁者wwww小木さんおもしろい」
「政府のやり方が最悪だって言ってくれて本当に嬉しかった」
「観ていてようやくキレてきれたと思ったよ」
「小木さん、ありがとう」
などと感謝の言葉が多数寄せられました。
これまで政府の対応を茶化しながらコメントを残してきた小木さん。
「独裁者」という言葉を用いて批判したということは、小木さんの中でも危機感が高まっている証拠なのかもしれません。
(文:有馬翔平)