画像:時事
昨夜、10年9ヶ月の放送に終止符を打った「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)。
最終回に合わせて、豪華なタレントらが出演し、嵐のメンバーが支えた番組の最後を見届けました。
そのゲストの中にはお笑いモンスター・明石家さんまさんの姿も。
ただ、放送開始前には「出演しないでほしい」、「いらない」とファンの不興を買っていたさんまさん。
しかし放送終了後には、「ありがとう」と感謝の言葉であふれることとなったさんまさんの行動は一体どのようなものだったのでしょうか。
明石家さんま、「嵐にしやがれ」最終回で見せた『神対応』!ファン感謝感激「さすがさんまさん」
26日、嵐の活動休止のため10年9ヶ月続いた放送に終止符を打った「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)。
番組を支えた嵐の雄姿を見届けるために、豪華なタレントが多数出演しましたが、その中にお笑いモンスター・明石家さんまさんの姿も。
さんまさんが登場したのは絶品グルメをかけてクイズに挑戦する「グルメデスマッチ」。
クイズの正解者にはハンバーグ、オムライスなどさんまさんの大好物が獲得できるとあって、一同気合いは充分、「プロやから、昼抜いてきてん」とゲストであるさんまさんも意気込みを見せました。
しかし、意気込んで見せたものの全く正解にたどり着かないさんまさん
最終問題、相葉雅紀さんとの一騎打ちになるも最後まで正解するこはできず、ただ一人絶品グルメは口にできない状態に。
ただ、さんまさんが正解できなかったことで、賞品が並ぶテーブルにメンバー5人が勢ぞろいした嵐。
「相葉が座ってキレイやな嵐」、「絵的にはこれキレイ」とメンバーが食事する風景をさんまさんは絶賛、さらに「最後の晩餐みたいやな」と絵画に例える言葉もかけました。
すると、この光景を作るよう「気遣い」をしてくれたさんまさんに対し、番組を観ていたファンが感激。
「さんまさん…本当にありがとう」
「さんまさん、わざと負けてくれたんだよね感謝」
「さすがだよ。主役を立てるのが上手いし、優しいし」
「さんまさんが何十年も芸能界で活躍している理由がこれだよね」
などと、称賛が相次ぎました。
しかしその後、「もう5人で食事することもないんやろ?」と貴重な絵面ということを念押したさんまさん、メンバーからは「いやそうでもない」と即座に否定されその上「なんなら食事行く回数が増えるかも」と返されてしまい、苦笑いを浮かべていました。
明石家さんま、ファンから「ごめんなさい」!「嵐にしやがれ」最終回前、ゲスト出演に批判が殺到していた
クイズに不正解し続けたことで嵐のメンバーで5人で食事するという、最高の演出を成し遂げた明石家さんまさん。
ファンからはその「神対応」に感謝の言葉が多く述べられましたが、中にはさんまへ「ごめんなさい」と謝罪しているファンの姿も。
「最終回にさんまさんいらないとか言ってごめんなさい。必要なゲストでした」
「さんまさん出演辞めてと言っていた自分を殴りたい」
「嵐にしやがれ」放送直前まで、ファンから拒絶されていたさんまさん。
なぜ、さんまさんは放送直前までファンから批判を受けていたのでしょうか。
「おそらく先月の『VS嵐』の影響だと思います。『VS嵐』も最終回を迎えた番組ですが先月、その中堅お笑い芸人に交じって、さんまさんがサプライズ登場したことがありました。番組的にはすごく盛り上がったのですが、放送が終わってみるとさんまさんが一人喋っていたことにクレームが殺到していたのです」(芸能ライター)
さんまさんがトークをし続けた結果、嵐の出番が減ってしまい「最終回近いのに…」とファンの不満が噴出。
その結果、「嵐にしやがれ」でさんまさんが出演するということに、先月の「トラウマ」がよみがえったのだそう。
ただ、その批判を覆す対応を見せたさんまさん。
自分の芸を生かしつつ主役を立てる…そんな芸風が数十年も芸能界のトップを走り続ける秘訣なのでしょうか。
(文:有馬翔平)