画像:時事
10日に放送された「櫻井・有吉THE夜会SP」(TBS系)。
日本一の嵐好きとして登場した嵐の大野智さん。
最も思い出に残っている番組として「うたばん」と回答しました。
一体、どのようなところが思い出深かったのでしょうか。
嵐・大野智が最も記憶に残った番組は?
10日に放送された「櫻井・有吉THE夜会SP」(TBS系)。
今年の12月31日を以って活動休止となる国民的人気男性アイドルグループの嵐。
1999年にデビュー以降、TBSに保管されている嵐の出演映像で21年間の軌跡を振り返りました。
日本一の“嵐”好きとして登場したのは、なんとファンではなく嵐のメンバーでリーダーでもある大野智さん。
最も思い出に残っている番組として、1996年から2010年までTBS系列で放送された音楽バラエティ番組の「うたばん」と回答しました。
一体、どのようなところが思い出深かったのでしょうか。
デビュー当時、「うたばん」の番組内で大野さんのキャラの薄さを心配してくれたMCでお笑いタレントの石橋貴明さん(とんねるず)。
同じくMCで、当時ジャニーズの先輩だった元SMAP・中居正広さんを怒らせるようにと、大野さんに耳打ちをし中居さんを怒らせるという茶番劇があったそう。
売られた喧嘩を買い、大野さんに走って詰め寄り取っ組み合いしようとする中居さんを、他のメンバーが必死に止めるという構図に視聴者は大ウケ。
その後、番組にゲストとして呼ばれると、毎回大野さんは石橋さんの隣に座り、石橋さんから耳打ちされた台詞を発することで中居さんを怒らせ、他の嵐のメンバーが中居さんを止めるという動きがお決まりとなりました。
大野さんは、石橋さんから小声でささやかれる長い台詞を一発で聞き取らなければならない事、台詞を噛めないプレッシャー、大先輩の中居さんを怒らせる事が「すっごく嫌だった」と暴露。
当時から人気を博していた、この大野さんと中居さんの喧嘩が名物だった「コント」の初めて明かされる秘話に、視聴者からは
《特にファンでもないけど当時しぬほど笑った!》
《タカさんの耳打ちからの中居くんへの暴言、大野くんの抜群の間の取り方が絶品だった。》
《大ちゃん(※大野さんの愛称)と中居くんの絡みは最高に面白かったですっ!》
《あのお約束、笑って見てました。》
など、当時を懐かしむ声が多数寄せられました。
「うたばん」伝説の喧嘩コントが地上波で10年ぶりに解禁
番組ではこの日、「うたばん」で特に視聴者から反応が高かったコントを紹介する場面もありました。
ドラマの撮影でうたばんの収録に15分遅刻した嵐。
遅刻した事を怒っている中居さんに対して、平身低頭の嵐のメンバーで、ただ1人だんまりを決め込む大野さん。
中居さんが話を振ると、大野さんは「それがゲストを迎える態度か!」と反応。
いつものように中居さんは大野さんに詰め寄りますが、嵐の他のメンバーに必死で押さえられてしまいます。
大野さんはというと、石橋さんに抱きかかえられ、大船に乗った表情で中居さんを見つめていました。
それに納得がいかず「その態度、改めろよ!」とすごむ中居さんに対して、畳み掛けるように「後フォローがオモシレェよ中居。」とまさかの呼び捨てでスタジオは乱闘寸前。
こうした「うたばん」ではお馴染みだった「中居VS大野」という構図の「喧嘩コント」の数々が、10年ぶりに地上で放送されだけに、ファンも盛り上がりを見せていました。
「うたばん」が嫌だった語った大野さん。
嵐の活動休止まで残りわずかですが、その高いプロ意識で全力で仕事に臨む姿を目に焼き付けたいものです。
(文:Quick Timez編集部)