画像:時事通信フォト
政府が少子化対策として支援をすることを蹴ってした各自治体が導入する「AI婚活」を特集した9日の「スッキリ」(日本テレビ系)。
その放送中、番組MCの加藤浩次さんが「AI婚活」の欠点を突き、檄を飛ばすシーンがありました。
「説得力ありすぎ」と視聴者も目からウロコだった、加藤さんの発言とは一体?
加藤浩次、『AI婚活』の欠点に吠える!「結婚からがスタート」の叫びにスタジオからもうなり声が
9日、政府が少子化対策の一環として自治体が導入する「AI婚活システム」の支援を決定したことを取り上げた「スッキリ」(日本テレビ系)で、番組MCの加藤浩次さんが「AI婚活」の欠点を見抜くシーンがありました。
これまで各地方自治体が導入を進めてきた「AI婚活」。
昨日、政府がこの「AI婚活」への支援を発表するとSNSを中心に、「機械に結婚相手を決められるのは気味が悪い」、「そこで価値観が固まりそう」など否定的な声が相次ぎました。
しかしこの日、同番組が取材を行った埼玉県では2018年に同システムを導入、現在までに33組の夫婦がAI婚活で誕生、実際AI婚活でゴールインを果たした夫婦によれば「県主導なので安心できる」といった信ぴょう性のほか、「AIの診断だと『とりあえず会ってみよう』と主観を排除できる」と、好印象な意見が。
この夫婦の様子に、加藤さんも反応。
「好みのタイプは、過去の自分がこう言ってたから、整合性を保つために曲げられないこともあるんじゃないかな」、「『顔がタイプじゃない』って言ってるのも自分が思い込んでいるだけかもしれない」と、AIに相性のいいパートナー候補を紹介されることで幅広い視野で婚活の臨めるとコメントしたのでした。
ただその一方、「『AI婚活』は結婚したカップル数しかなくて、離婚した数は入っていない」と、AIに勧められたものの結局離婚に至った割合が示されていない「欠点」を指摘。
「結婚からがスタートですからね!」と、共同生活を送っていく中で見えてくるパートナーの悪い部分が許容できるかどうかが結婚生活を成功させる秘訣であると、声を大にして力説しました。
熱く結婚生活を語る加藤さん、そのヒートアップする様子にスタジオの共演者も「胸に刺さる」、「勉強になるなあ」と感心した声を漏らしました。
加藤浩次の『喝』に反響相次ぐ!熱弁に「説得力がある」と感心の声が
政府が支援を発表した「AI婚活」に好感を抱いた一方、欠点も指摘した加藤さん。
その加藤さんの熱弁ぶりに、番組を観ていた視聴者も騒然とする事態に。
「加藤さんどうした???」
「加藤浩次が熱くなりすぎwww」
「朝から加藤浩次が暴走してる!!」
などと、驚きの声が殺到しましたが、加藤さんのコメントの内容には、「なるほどって思った」、「説得力あるな」と納得した様子。
今でも奥さんとお風呂に入っていることなど夫婦円満の状況をテレビ語ってきた加藤浩次さん。
結婚から先の苦労を知っているからこそ、AI婚活の「穴」を見出すことが可能だったのでしょう。
(文:有馬翔平)