画像:時事通信フォト
02年にヒットし、グラミー賞なども受賞したヴァネッサ・カールトンさんの「サウザンド・マイルズ」。
日本で再ブレイクの兆しを見せている同曲の生演奏が3日、「スッキリ」(日本テレビ系)で放送されました。
しかし、ファンはその演奏にハラハラしたようです。
「スッキリ」、世界的アーティストの生演奏にスタジオ感動…加藤浩次も「心に響いた」と称賛
3日、アメリカのアーティストであるヴァネッサ・カールトンさんが「スッキリ」(日本テレビ系)にニューヨークからリモート出演、「サウザンド・マイルズ」を生演奏しました。
02年に発売された同曲、41週連続で全米チャートにランクインし続け、グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞、日本国内でも「日本ゴールドディスク賞」を受賞し話題に。
しかし、その18年前のナンバーが再ブレイクの兆しを見せているのだそう。
きっかけは、若年層の間で流行しているSNS「Tiktok」。
「Tiktok」でたくさんのユーザーが同曲に合わせたダンスを披露したことで、再評価されたのでした。
その日本で再ブレイク目前の同曲を、ヴァネッサさんはニューヨークの自宅から生演奏。
暖炉の前と情緒のある背景に加え、キーボードで弾き語られるヴァネッサさんの歌声に、スタジオもウットリ。
番組MCの加藤浩次さんも「心に響きました」と、惜しみない称賛を送っていました。
視聴者からは不満…「何やってんだよ」、「テストぐらいしろ」
往年の名曲にスタジオが感動に包まれる中、一方番組を観ていた視聴者は生演奏に不満を募らせていました。
「マジ最悪」
リモートで行われた生演奏、しかしヴァネッサさんの自宅と中継を結んだ通信回線が非常に弱く、音質が悪い上に所々映像が途切れてしまい、決して聞きやすいものではありませんでした。
この生演奏をできる環境ではなかったことに、
「ちゃんとテストしろよ」
「せっかくの名曲がひどいことに」
「出演者に失礼すぎる。もう二度と出演してくれないだろうな」
「無理やり生演奏にするから……」
などと、生演奏をセッティングした番組自体に批判の矛先が向いたのです。
演奏前から音声のやり取りにトラブルが生じていた今回の中継。
事前に通信トラブルは予測できなかったのでしょうか。
(文:有馬翔平)