画像:時事通信フォト
10日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。
同番組に出演したコメンテーターのモーリー・ロバートソンさんが、放送中に報じた内容に「誤情報があった」と謝罪しました。
すると、ファンから「初めて見た」と驚きの声が。
ファンが驚いた、モーリーさんの謝罪投稿とは?
モーリー・ロバートソン、ジャーナリストとしての自信を失う…ミス誘発の「スッキリ」台本に驚きの声
10日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。
この日、同番組に出演したコメンテーターのモーリー・ロバートソンさんが、出演終了後に「誤情報があった」としてSNS上で謝罪しました。
今回、番組では新型コロナウィルスの影響で、子育て世代の貧困率が加速している現状を報道しました。
そして、日本の子供の貧困率がOECD(経済開発協力機構)に加盟している37ヵ国のうち12番目に高いこと、先進7ヵ国の中では3番目に高い水準であると資料を掲載したのです。
すると、コメントを求められたモーリーさんは、貧困率が低い加盟国の数字を口に。
「フィンランドなんて0.3%らしいですよ」
モーリーさんが口にしたのは、日本の「13%」という数字よりもはるかに低い数字。
しかしテレビ画面のテロップには、「フィンランド3.5%」とモーリーさんが提示した数字とは異なるものが。
モーリーさんがこの「誤情報」について、出演終了直後にSNSで謝罪、「0.3%」とうの数字が記載されていた台本の一部を公開して、「製作さんと再発防止を話し合います」と書き綴りました。
このモーリーさんの発言に、ファンは大感激。
「だらかモーリーさん好き」
「やりますね。モーリーさん」
などと、謝罪を述べたモーリーさんに称賛の声の他、「台本がわざと誤情報を流すようにしたのかも」と勘繰るコメントも。
しかし、当のモーリーさんはこの一件で自信を喪失。
「『ジャーナリスト』を名乗らない方がいいのかもしれない」と、自身の肩書きに疑問を抱く様子を見せました。
モーリー・ロバートソン、意見表明に賛同の声
誤情報に気づけなかったとして、ジャーナリストとしての自信を喪失してしまったモーリー・ロバートソンさん。
しかし、そんなモーリーさんのもとへは激励の声が続々と寄せられていますが、それはモーリーさんが今月2日にSNSに投稿した「意見表明」が影響しているのかと思われます。
唐突ですが意見表明をします。今後のテレビ出演ではいじめ、決めつけ、ステレオタイプ、ジェンダー差別、ステマ、ファクトチェックされていない情報流布になるべく抵抗することにしました。生放送では勿論やりますが、収録ではカットされてもやります。以下、長く深くなりますが私の考えを解説します。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) September 1, 2020
モーリーさんのこの投稿は、これまでに30万ほどの「イイネ!」を得ており、多くの人の共感を得ました。
ただ、その矢先に起こってしまった今回の誤情報の流布。
そのことが、モーリーさんの落ち込み具合に拍車をかえることになったのでしょう。
(文:有馬翔平)