画像:時事
27日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
同番組のアナウンサーである水卜麻美さんが放送中、声を詰まらせ涙ぐむ場面が。
しかし突然の事態にもかかわらず、視聴者は「仕方ない」と、水卜さんの涙に納得した様子。
視聴者も理解した、水卜さんの涙のワケとは?
水卜麻美「言葉が出てこない」放送中に声を詰まらせ突然の号泣…「仕方がない」と視聴者も納得のワケとは?
27日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日、同番組のアナウンサーである水卜麻美さんが放送中に声を詰まらせ、涙ぐむシーンがありました。
「すみません。言葉が出てこなくて」
水卜さんが涙ぐんだ理由、それは直前に生歌を披露した歌手・山崎まさよしさんが原因でした。
山崎さんは今回、自身のヒット曲である「One more time,One more chance」をギター1本での弾き語りを披露。
97年に発売された同曲は、はじめは大阪で、そして次第に東京でも浸透していき少しずつ人気を獲得していったヒット曲。
05年には同曲でNHK紅白歌合戦にも出場し、山崎さんの名前を全国区にした代表曲でもあります。
その不朽の名曲の演奏が終わると、スタジオはしんみり。
コメントを振られた水卜さんも感動しきった様子で、思わず涙ぐんでしまったのでした。
水卜さんの様子に、テレビで観ていた視聴者も納得。
「水卜ちゃんも涙流してる……仕方ないよねあの曲なら」
「朝から素晴らしい演奏を聴けたことに感謝」
などと、水卜さんの涙のわけに理解を寄せていました。
新型コロナウィルスが流行して、なかなかライブも出来ないこのご時世。
そんな背景も相まって、山崎さんの名曲バラードは水卜さんだけでなく多くの人の心を揺り動かしたようです。
山崎まさよし「One more time,One more chance」今や世界で大人気
「One more time,One more chance」を披露して、視聴者に感動をもたらした山崎まさよしさん。
同曲の発売から20年以上経過しましたが、現在では海外でも人気なのだそう。
そのきっかけになったのが、映画「君の名は。」や「天気の子」を手掛けたアニメーション監督・新海誠さんの作品「秒速5センチメートル」。
2007年に上映された同作品は、主題歌に「One more time,One more chance」を起用したことで、作品だけではなく主題歌も高評価を得ました。
さらにアジアパシフィック映画賞で、同作品がアニメーション部門の賞を受賞すると、中国、韓国などでも公開が決まり、「One more time,One more chance」も世界的に知られることに。
世代、そして国境を越えて愛される「One more time,One more chance」。
水卜麻美さんが涙ぐんだことも、自然現象なのかもしれません。
(文:有馬翔平)