画像:時事
25日に放送された「ひるおび!」(TBS系列)。
同番組のMCであるタレント・恵俊彰さんが、先月末から開催しているGoToキャンペーンの成果について言及。
しかし、視聴者から「コントかよ」とツッコミが寄せられる事態に。
視聴者が思わず笑ってしまった、恵さんの発言とは?
恵俊彰、「ひるおび!」で堂々とデマを吹聴?視聴者「コントかよ」と爆笑したどんでん返しとは?
25日正午に放送された「ひるおび!」(TBS系列)。
この日、同番組MCのタレント・恵俊彰さんが、先月末から実施されていたGoToキャンペーンについて言及しました。
新型コロナウィルスの感染拡大によって経済的打撃を受けた地方の宿泊施設を、補償する目的で行われた同キャンペーン。
しかし、東京都民だけは対象外といった公平ではない内容、実施直前には全国的に感染が拡大し再流行の兆しが見られたことなど不測の事態が発生したことで、キャンペーンを予定通り実行することに疑問を抱く声も少なくはありませんでした。
そして、実施から1ヶ月が経過した現在。
同キャンペーンに登録した宿泊施設は全体の6割どまり、手続きがわかりにくいこと、時間がかかることを紹介しつつ、同番組は同キャンペーンを「失敗」だったように取りあげたのでした。
しかし、専門家は「GoToキャンペーンがなかったら、もっと観光業はひどかった」と一定の評価を下しました。
すると、恵さんは専門家の評価に対して「恩恵を受けているところが少ない気がする」、「成功したようには思えないですけどね」と、苦い表情。
この恵さんの発言に対し、番組を観ていた視聴者が激怒。
「噓つきじゃん」
「どうしても失敗にしたいんだな」
などと、恵さんを批判するコメントが多数寄せられることに。
しかしその後、番組途中で挟んだ報道局のニュースで、GoToキャンペーンの利用者が「420万人」だったことが発表。
恵さんが口にしていたことと異なる内容が報じられ、すぐに発言が覆ったことに「コントかよ」と、嘲笑に近い意見が視聴者から上がりました。
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「ひるおび!」は憶測報道が多い?過去には室井佑月、ラサール石井が炎上…
GoToキャンペーンを失敗のように扱った恵俊彰さん。
しかし、「ひるおび!」は過去にも、今回の恵さんのように憶測で物事を話し、批判が殺到した人物がいます。
今年5月、タレント・ラサール石井さんが出演した際、石井さんが東京都の新型コロナウィルス感染数について「僕の聞いたところだと(患者数が)10倍はいると聞いている」と自身が聞いた話を、根拠もなく発言。
視聴者から「データは?」、「不安をあおるのはやめろ」と批判が殺到することに。
また、同番組にコメンテーターである室井佑月さんも、自身のTwitterで特定の企業の製品を取り上げ、「政府が作っている」というようなデマを展開し、批判を浴びました。
憶測で報道をすることが多い同番組。
中立性を欠く構成に情報番組として扱ってもいいのか、疑問が生じます。
(文:有馬翔平)