画像:時事
15日に放送された「ひかくてきファンです!」(テレビ朝日系列)。
同番組のレギュラーメンバーであるお笑いコンビ「EXIT」・兼近大樹さんが、ファンからセクハラ被害を受けていることを告白。
そして、その対処方法にも触れました。
一体、どのようにして兼近さんは、ファンからセクハラ被害をかわしているのでしょうか。
EXIT・兼近大樹「セクハラ来ます」イヤラシイ画像を送り付けられた実害を告白!
15日深夜に放送された「ひかくてきファンです!」(テレビ朝日系列)。
この日の放送は、「お笑い第7世代」特集。
最近よく耳にする「お笑い第7世代」。
これは霜降り明星・せいやさんが名付けたもので、2010年代以降にデビューしたお笑い芸人、そして年齢が20代から30代前半の世代を指します。
今までのお笑いの価値観にとらわれず、独自のスタイルを各自持っていることが特徴で、その「お笑い第7世代」を代表するコンビとして挙げられるのが、同番組のレギュラーである「EXIT」です。
EXITはチャラ男系漫才という、今の若者の口調、風貌で漫才をするのが受け、昨年に大ブレイク。
イベントでは、5000人を収容できる会場を満席にするほどの人気を誇っています。
ただ、有名になりすぎた結果、笑えない出来事も発生しているそう。
「セクハラ来ます」
被害を訴えたのは、EXIT・兼近大樹さん。
兼近さんは、吉本興業の「イケメン芸人ランキング2019」で堂々の1位に輝いた、女性人気の根強い方ですが、女性からの人気が高まりすぎて、セクハラ被害に発展してしまいました。
どうやら、女性ファンが自撮りした「イヤラシイ」画像を、SNSのダイレクトメッセージから送られてくるよう。
セクハラ被害に対して、兼近さんが取った行動は、とにかく「無視」をすることでした。
兼近さんが反応すれば加害者は喜び、他のタレントにも同じようなことする可能性があるため、被害を広げないためにも、兼近さんは我慢を決め込んだのでした。
兼近大樹のセクハラ被害!新人芸人には死活問題だった!
SNSでのセクハラ被害を告白した兼近大樹さん。
ただ、兼近さんが受けているセクハラは、インターネットの普及とともに増加している手口のようです。
兼近さんのような人気芸人であれば「無視」をすることが正しい対処方法なのですが、テレビに出演できない芸人には現在、このセクハラ被害は死活問題になっていると言われます。
テレビに出演できない芸人の、宣伝方法はSNSを活用した方法が主なもの。
SNSでつながった人に、直接メッセージを送るという方法でしか自分を宣伝することはできません。
そのため、イヤラシイ画像を送られてきても、その機能を停止することはできず、いやでも目にしてしまうのです。
セクハラ被害に正しい対処方法を取った兼近さん。
今後、後輩芸人のことを考えると、警察など然る機関へ通報をした方が良いのかもしれません。
もちろん、セクハラ被害をする人が、そのまま自重してくれることが1番良いのですが……。
(文:有馬翔平)